Amazia、宣伝広告費に積極的な投資でMAUが増加 営業利益は4.1億円 2021年9月期第3四半期決算短信

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アクティブユーザーの増加施策に注力。海賊版や市場の競争激化の影響などで課金収益は低調に推移。

株式会社Amazia(以下、Amazia)は、2021年9月期第3四半期決算短信(非連結)を8月12日に発表した。当第3四半期累計期間の売上高は55億929万7000円(前年同四半期比2.1%増)、営業利益は4億1481万1000円(前年同四半期比46.1%減)、経常利益は4億1489万1000円(前年同四半期比45.5%減)、四半期純利益は2億6889万5000円(前年同四半期比47.9%減)となった。

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なお、Amaziaはマンガアプリ事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしていない。

経営成績に関する説明

Amaziaは、「マンガBANG!」の主力コーナーであるフリーミアムモデルのコーナーにおいて、出版社との信頼関係を深化させることによる人気作品の配信数の増加や、オリジナル作品の創出や先行配信によって、他社サービスとの徹底的な差別化を進めている。

一方で、海賊版ウェブサイトの利用者拡大や競合環境の激化等が、アクティブユーザー数の伸び悩みや1人当たり課金売上の低下をもたらしている大きな要因と推察している。

また、効率重視からアクティブユーザー数の増加を重視した積極的な広告宣伝費の投下による先行投資を行なっていく。

関連リンク

株式会社Amazia
2021年9月期第3四半期決算短信[日本基準](非連結)
2021年9月期第3四半期決算説明会資料

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