ガンホー、「ラグナロク」シリーズの好調で増収増益 営業利益172億円 2021年12月期第2四半期決算短信

既存ゲームも『パズドラ』を筆頭に堅調に推移。新作タイトル『ニンジャラ』も世界累計700万ダウンロードを突破。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2021年12月期第2四半期決算短信(連結)を8月13日に発表した。当第2四半期連結累計期間における売上高は510億3600万円(前年同期比21.0%増)、営業利益172億2500万円(同39.5%増)、経常利益176億8200万円(同41.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益132億7800万円(同66.4%増)となった。

ガンホー2021年12月期第2四半期決算

なお、ガンホーグループは単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載していない。

経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間のガンホーでは、引き続き「新規価値の創造」に向けグローバル配信を見据えたゲーム開発に注力するとともに、「既存価値の最大化」をはかるため各ゲームのMAU(Monthly Active User:月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持・拡大やゲームブランドの強化に取り組んできた。その結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で増収増益となった。

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既存ゲームについては、『パズル&ドラゴンズ』は引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的なアップデート及びイベントを実施し、MAUは堅調に推移した。

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2020年6月25日にサービスを開始したNintendo SwitchTM向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、コラボレーションイベントやオンライン大会の実施、新マップや新武器の実装、幅広いクロスメディア展開の実施、グッズの販売等、ユーザー層の拡大に引き続き取り組み、2021年5月15日に世界累計700万ダウンロードを突破した。

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新規ゲームについては、スマートフォン向けMMORPG『ラグナロクオリジン』を2021年6月28日に日本でサービス開始した。サービス開始の初日に、App Storeで「トップ無料ゲーム」1位、Google Playで「無料ダウンロードランキング」1位を獲得するなど、ユーザー数は順調に拡大している。

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子会社の事業について、GRAVITY Co.,Ltd.及びその連結子会社が配信している「Ragnarok(ラグナロク)」関連タイトルは継続的なアップデート及びイベントの開催により、MAUは引き続き堅調に推移している。また、2020年10月15日に台湾、香港、マカオでサービスを開始したスマートフォン向けゲーム『Ragnarok X: Next Generation』は、2021年6月18日より東南アジアにて新たにサービスを開始し、好調な売上を記録している。

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関連リンク

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
2021年12月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)
2021年12月期第2四半期決算説明会資料