チート行為の抑止やクリアな音声の伝送など、ゲーム本体の作り込み以外の課題を低コストで解決。
テンセント・クラウドは9月9日、日本のゲーム企業向けの新サービス「 テンセント・ゲーミング・クラウド 」をリリースし、一部機能の無料トライアル提供を開始したことを発表した。
テンセントは20年かけて蓄積してきた高度なテクノロジーとノウハウを、「テンセント・クラウド」を通じて他の企業に提供しており、金融、教育、ヘルスケア、小売、交通など広い分野をカバーしているが、特に世界中のゲーム会社から高く評価されているという。
現在、日本のゲーム企業にも数多く採用されており、テンセントも、世界第三位のゲーム市場にして、数々の世界的ヒットゲームを生み出してきたゲーム開発大国である日本を重視し、クライアント企業との関係を深めてきたそうだ。
これらのことから、今回ゲーム企業特化のサービス「テンセント・ゲーミング・クラウド」を新たなリリースにいたったという。
「テンセント・ゲーミング・クラウド」では、オンラインゲームの開発、運営に必要な機能を、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の形式で提供することにより、構築済みのゲーム運営環境にも競争力のある価格で実装できるとのこと。