コニカミノルタの画像IoTプラットフォーム「FORXAI」に技術パートナーとして参画。
先端LSIの設計開発や機械学習/AI、暗号技術及びブロックチェーン技術を活用したソリューションを提供している株式会社アクセル（以下、アクセル）は、コニカミノルタ株式会社（以下、コニカミノルタ）と画像IoT/AIサービス分野においてパートナーシップを締結したことを発表した。
アクセル及びグループ企業のax株式会社は、独自開発の高速推論AIフレームワーク「ailia SDK（アイリア エスディーケー）」を軸としたAIソリューションを提供している。「ailia SDK」はPyTorch、Keras、TensorFlow等の学習フレームワークで学習したモデルを読み込み、エッジ（組込み機器）側で高速にオフライン推論することが可能だという。クロスプラットフォームに対応しており、すべてのプラットフォームで共通のモデルファイルとAPIを使用できる特徴があるそうだ。これまでイラスト・マンガ・アニメーション制作ソフトや、対話型AI自動運転車いすの自立走行・遠隔制御向けAIでの映像認識などに採用されており、組込み機器市場においても有効なAIソリューションとして期待されているとのこと。
「FORXAI（フォーサイ）」は、コニカミノルタが同社の強みであるイメージング技術をベースに、最新のIoTとAI技術を融合させ、顧客やパートナー企業とともに社会のDX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させることをコンセプトにした画像IoTプラットフォームだ。
アクセルは今回、「FORXAI」に技術パートナーとして参画し、コニカミノルタ独自の光学デバイスや画像センシング技術のみならず、パートナーシップに賛同する他のパートナー企業や顧客の技術・製品と「ailia SDK」を組み合わせることで、AIソリューションの価値を高め、人々の生活を豊かにする世の中の革新に貢献していきたいと考えているとのこと
