【編集部日記】ヤンキーゲームの新顔『スカッズ ~最凶の絆~』を遊んでみた!

 編集部シライシです。

 スマートフォンゲームの世界で根強く人気があるジャンルに「ヤンキー」もの、というのがあります。マンガで言えば『クローズ』『WORST』、古いところでは『湘南爆走族』『ろくでなしBLUES』あたりの世界観をゲームにしたものですね。
 一方では剣と魔法とドラゴンと、ってのが流行っているのに、他方では現代日本にしかない文化のヤンキーが大人気なんだから、多様性があって面白いもんです。

 かくいうワタクシ、いまの自分自身は全然オラオラ感はないんですけど、若者の半分以上がヤンキー系という特殊地域で育ちましたので、ヤンキーものはわりと好物。さまざまなゲームを楽しむかたわら、ヤンキーもののゲームも遊んでいたりします。
 で、先日、ヤンキーゲーム界に新顔が登場しました。それが『スカッズ ~最凶の絆~』です。

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▲『スカッズ』のバトル前に必ず入る、主人公が燃えるシーン。やってやるぜ!

 この『スカッズ ~最凶の絆~』、出てくるキャラクターは基本的にみんなヤンキー系、暴走族系、チーマー&ギャング系など若手の不良。そんな人たちがコブシで天下を取り合う、たいへん分かりやすい世界観のゲームです。リアルな不良というよりは、ヤンキーマンガの世界ですね。
 ただ、ちょっと他のゲームと違うところがあります。それは……バトルがすべて、パチンコやアレンジボールのような玉弾き形式なのです!

スカッズ2
▲上にあるドラゴンの口から直接狙って打ち込むので、正確にはパチンコではないんです。

 クギの並んだ盤面にボールを弾き入れ、的(パンチマークのクギ)に当てていけば相手にダメージ。盤面にはチャッカーもあってたくさん入れるとフィーバー突入と、パチンコをさらに分かりやすくしたゲームになっています。
 第一印象は、ゲームとしてはかなりの変化球で来たなぁ、という感じ。キャラクターを集めて強化するカードRPG要素もあるものの、バトル部分はほとんど例のないゲーム性ですからね。
 とはいえ、実際にやってみると、この分かりやすさも、なかなか味があるんです。ヤンキーマンガの世界って、普通にバトルさせると暴力性が入ってくることになるんですけど、このバトルにはほぼ暴力感ないですしね。

スカッズ3
▲フィーバーももちろんアリ! スキルも同時に発動しています。

 バトルの前にあるストーリー部分が“動くマンガ”形式になっているのも、なかなか凝っていていい感じです。別冊ヤングチャンピオンでコミック版が連載されるなど、秋田書店のコミック誌とコラボレーションもしているので、この辺りには力が入ってますね。

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▲おとなしいメガネ女子と仲良しなのも、ヤンキーマンガではひとつの定番。

 というわけで、あまりヤンキー文化に馴染みのない人でも、ちょっと試してみてもいいかもしれませんよ。モンスターやアニメ系に慣れた目には、なかなか新鮮なキャラクターがいっぱいです!

 ちなみに今日からイベント「湾岸爆走」が始まったばかりなので、始めるにはちょうどいい日です!

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▲レアガチャでこの人が出たときの気持ち! でもスキルが強いのでわりとオススメです。