【東京インディーフェス2015】“妄想”と“夢”がかなうリアル恋愛シミュレーション『レンジできゅん☆して！』

『レンジできゅん☆して！』PV

　5月8日～10日に東京秋葉原の秋葉原UDXで開催されていた「東京インディーフェス2015」。そこで“リアルをギャルゲーに。”をうたった『レンジできゅん☆して！』というおもしろゲームを見つけたので紹介したい。
　本作はTwitterのフォロワーから、リアルで気になるあの娘をヒロインに選んでプレイできる恋愛シミュレーションゲームだ。ヒロインに選んだ娘のTwitterアイコンがヒロインの顔になって、恋愛ゲームが楽しめるというわけだ。ヒロインの性格に合わせて設定を“幼馴染”“後輩”“内気な娘”と3種類のシナリオから選べるので、合わせて選択すればリアル度もグッとアップする。

▲選んだアカウントのアイコンがゲーム内に登場。アイドルやアニメキャラクターの公式アカウントなども設定して、擬似恋愛が楽しめる。

　また、ヒロインだけでなく、“親友”“恋敵”“先生”といった人物たちの配役も、自分とヒロイン双方のTwitterアカウントに共通のフォロワーから登場。互いの関連度なども考慮されて、絶妙な配役で登場するので、話が盛り上がらないわけがない。リアル知り合いまみれの恋愛ゲームは、これまでとは違った感覚で遊べるはずだ。

▲見慣れたアイコンが恋敵や先生として登場。リツイートなどのやり取りの回数などから配役を決めているそうだ。というか、なんだかカオス！　こんな楽しみ方もおもしろい。

　ゲームは、選択肢を選んで進むノベルゲームになっていてハッピーエンド、バッドエンドなど様々な種類のエンディングが用意されているという。
　また、ハッピーエンドを迎えて無事自分の彼女となったヒロインとはイチャイチャして遊べるが、他のプレイヤーとそのヒロインがハッピーエンドを迎えると、突然自分のもとから去っていってしまう。つまり、このゲームのヒロインは、世界で一人のプレイヤーとしか結ばれないような仕組みになっているというからおもしろい。取り戻すには、ゲームを最初からやり直して再度ハッピーエンドを迎えればよいとのことだ。