マーベラス、2016年3月期決算短信を発表

 マーベラスが2016年5月12日に平成28年3月期の連結決算を発表。
 平成27年4月1日~平成28年3月31日の売上高は318億2000万円(前期増減20.3%増)、営業利益 54億1800万円(同22.8%増)、経常利益 52億2800万円(同14.1%増)、当期純利益 36億0200万円(同65.4%増)となった。

マーベラス

 マーベラスは、多彩なエンターテイメントコンテンツを様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けた部ランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進。話題性の高いコンテンツの提供に取り組んだ結果、大きな増収増益を達成した。

 オンライン事業においては、ネイティブアプリにおいては『「剣と魔法のログレス いにしえの女神』が引き続き好調に推移し、当期の収益に大きく貢献。同タイトルは、平成27年10月22日よりGarena Online Private Limitedを通じて台湾・香港・マカオでのサービスを開始し、リリース当初より好調な推移となり、平成27年12月4日時点で台湾におけるApp Storeセールスランキングで1位を獲得した。
 また、平成27年8月28日より『クロノドラゴン ~ななつの光と太初の樹~』を、平成27年9月10日より『幕末Rock 極魂(アルティメットソウル)』の配信を開始した。
 ブラウザゲームにおいては、平成27年11月25日より『VALKYRIE DRIVE -SIREN-(セイレーン)』のサービスを開始したほか、既存の各タイトルが底堅く推移した。

 コンシューマ事業の自社販売部門においては、ニンテンドー3DS向けに1作品、PS Vita向けに4作品、PS3/PS4向けに1作品で合計6作品の新作タイトルを発売した。米国子会社Marvelous USA, Inc.においては、前期発売の『STORY OF SEASONS(ニンテンドー3DS)』(日本名称:『牧場物語 つながる新天地』)のリピート販売や、平成28年3月15日発売の『SENRAN KAGURA ESTIVAL VERSUS (PS Vita/PS4)』(日本名称:『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS ?少女達の選択-』)の販売が非常に好調だったこと等から、過去最高益を記録した。
 アミューズメント部門においては、新型マシン『モンスターハンター スピリッツ』が平成27年6月25日より稼働を開始し、堅調な推移となったほか、『ポケモントレッタ』の新弾投入も好調に推移した。

 音楽映像事業の音楽映像制作部門において、当社主幹事TVアニメ作品「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」の映像商品化を行い、その販売が好調に推移したほか、当社ライブラリの映像配信や番組販売等の二次利用収入も好調に推移した。
ステージ制作部門においては「ミュージカル『テニスの王子様』シリーズ」や「舞台『弱虫ペダル』シリーズ」等の主力タイトルに加え、「舞台『東京喰種トーキョーグール』」、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」、ミュージカル「さよならソルシエ」といった新作タイトルの公演も多数行い、いずれも好評を博した。

株式会社マーベラス IR情報
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