株式会社アエリアの平成28年12月期第1四半期の連結業績(平成28年1月1日~平成28年3月31日)については、売上高14億3500万円(前年同期比309.8%増加)、営業損失3400万円(前年同期は営業損失1億4500万円)、経常利益4100万円(前年同期は経常損失1億3800万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1600万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1億5400万円)となった(百万円未満切捨てで表記)。
同社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けている。さらに、コンテンツサービスの多様化が市場規模を拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けている。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化している。
このような状況の下、同社グループは、前連結会計年度において複数の戦略的M&Aを実施し、コア事業と位置付けるITサービス事業について安定した収益基盤を強化した。また、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、深耕を進めた。
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