VR元年と呼ばれる2016年。東京ゲームショウ2016(以下、TGS2016)でもVRゾーンが設けられ、様々なVRゲームが出展されていて、かなりの盛況ぶり。来場者も今が旬のVRゲームを体験しようと、次々とブースを訪れるが……「ただいま2時間待ち」や「本日分は終了しました」と、がっかりしながら引き返してく来場者の姿が見られた。 VRはデバイスの装着などの準備時間を含めてプレイ時間を考えると、体験時間に短くても1人5分程度はかかってしまうことが多く、どうしても1日の体験できる人数にも限りがある。VRを体験したいのならば朝一に向かうのはVRゾーンにする必要がある。 ここでは、VRゾーンのなかでも注目を集めていたブースを紹介しよう。どこも人気があるので、すべてを体験するのは難しいと思うが、朝一に狙うブースの参考にしてほしい。
◆PS VR体験ブース
リリースも秒読みに入り、話題にあがることも多いPS VR。ブースも広く、台数も多いが、朝から配布されていた整理券は1時間ほどで終了していた。興味がある人はやはり朝一の整理券を狙いたい。
◆VR脱出ゲーム『ラスト ラビリンス』
株式会社たゆたうブースで体験できる『ラスト ラビリンス』。車椅子に拘束された主人公が、見知らぬ館から脱出するゲームだ。整理券などの配布はないが、午前中の早い段階から1時間以上の待機列ができていた。整理券はないので、列が出来る前に体験してしまいたい。
▲奥の壁沿いに並ぶブース群の一番手前。女の子のポップが目印だ。
公式サイト
⇒ http://lastlabyrinth.jp/
◆体験型VR『サークル オブ セイバーズ』
株式会社PDトウキョウのブースの『サークル オブ セイバーズ』。プレイヤーは剣士となって迫ってくるモンスターを倒すゲームだ。このブースではバーチャルスタジオでプレイするプレイヤーとゲーム画面と合成するMR(ミックスド リアリティ)技術により、プレイヤーだけでなく周囲の観客にもゲーム内の様子がわかるようになっている。友人と一緒に体験すればお互いにプレイ批評が楽しめる。
このブースも会場直後から待機列が出来ていたが、プレイ出来なくてもゲームの様子はいつでもうかがえる。観戦の楽しさも体験して欲しい。
▲定期的にVR JKの模範プレイも披露される。炎の剣の二刀流を振るうJKにしびれる!
公式サイト
⇒ http://www.pdtokyo.co.jp/
◆人気作をVR化!『キンプリ』『ポッピンQ』
シーエスレポーターズブースでは、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』をVR化! ゲーム中の彼らの握手会と撮影会がVRで体験できるとあって、たくさんの女性ユーザーが列を作っていた。また2017年1月に劇場公開予定の『ポッピンQ』のVR映像や、オリジナル潜入ゲームも展示。まとめて体験したいのならば朝が狙い目だ。
公式サイト
⇒ http://www.cs-reporters.com/
この他にもVRゾーンには最新ゲームがてんこ盛り! VRは注目ジャンルだけあって、一般来場日はすべてのブースに来場者が殺到することも予想される。プレイ出来そうなブースがあったら積極的に体験に訪れるのがオススメだ。
▲FOVEのブースの席は満席。デバイスの使い心地も比べてみるとおもしろい。
▲両手のコントローラーで弓を撃って敵を倒すゲームが人気だったMagical Worldブース。
▲工事現場で見られるカーゴのようなセットでVR体験ができるメディアフロントジャパンブース。