【編集部日記】『戦の海賊(センノカイゾク)』が「ひとりプレイ」の楽しみを思い出させてくれた話

 編集部シライシです。
 今日は『戦の海賊(センノカイゾク)』の話。

 リリースからおよそ一週間で100万ダウンロードを達成し、評判も上場な『戦の海賊(センノカイゾク)』、通称『センノカ』。試遊会でタッチしたときから「これは好みっぽいぞ?」と思っていたので、もちろんリリース当日からスタートしております(試遊会のレポートはこちら)
 みなさんはもう『戦の海賊』やってみました?

戦の海賊
▲艦隊と艦隊が正面からぶつかるバトル。分かりやすさ優先。

 個人的な好みの話をしますと、これ、当たりです。遊んでいて、とにかく心地よい。
 やるべきことがたくさんあるのに、適当にやっていても分かること、そしてほどよくオートで進むことで、何しろ遊びやすいんんですよ。
 そして、最大のポイントは、いまのところ「ひとりプレイ特化」の作りになっていることです。

 船を手に入れて、パワーアップ。個性のある海賊たちを仲間にして、レベルアップして最強軍団に。この、ドンドン育てて、仲間が集まって、というまっすぐに海賊らしい楽しさが、『戦の海賊』にはキッチリあります。
 船に乗って戦うレギュラーメンバーも、だいたい5~7人くらいになるので、チームづくりの個性も楽しめるのがポイント。4人以下だと、集めたキャラの大半は出番ないしね。プレイを進めると、自分なりの海賊団にけっこう思い入れが乗ってくるのです。

戦の海賊
▲船の種類や数が増えていき、アジトもだんだんにぎわっていく楽しさ。
戦の海賊
▲艦船も一隻ごとにパワーアップ。装備の強化でカスタマイズも可。

 で、ポイントである「ひとりプレイ特化」のところ。もちろんフレンド機能や「対人戦」もあるんだけれど、全体としては、あまり他のプレイヤーを意識して競わせる雰囲気がないんです。
 これ、リアルタイム対人戦やギルド制が多くなってきたイマドキのスマートフォンゲームの中ではわりと真逆の方向なんですけど、それが逆に心地よいんですよ。自分で頑張れば、地道に進んでいける感じ。
 遊んでいると、家庭用RPGのような、コツコツと楽しめる良さを感じるんです。
 それでいて、フレンドのマップ内に宝島的な突発クエストが発生したら、同時に時間限定で共有されたりするから、ちゃんと継続的なプレイのモチベーションもあるんです。このへん、程よいなー、と思います(もちろん、今後どういう方向性になるかは、ゲームの運営方針次第です)。

戦の海賊
▲次々に海賊たちが登場するストーリーもなかなか読ませます。
戦の海賊
▲隠しイベントクエストを発見。時間内にクリアすれば報酬ザックザク。

 あとは、バトルがセミオートであるところも、好感が持てるポイント。基本的に砲弾や海賊のスキルを発射するだけ。艦隊編成も「おまかせ」でできるし、ざっくりとプレイしたい人には、なかなか遊びやすい作りになっています(もちろん戦略によって手動で組み替えたほうが、海賊団としてはさらに強まります)。

戦の海賊
▲こちらは砦を攻める攻城戦。足が速く、接近戦に強い海賊メンバーで臨みたいところ。

 スマートフォンゲームなので、他のプレイヤーに先んじて、一歩でも早く! 競争して、より他人より強く! っていう喜びもよく分かるんですけど、家庭用RPG的に、自分のペースで、手元のチームをコツコツ強くしていく楽しみってのも、やっぱり楽しいものだなあ、と思い出させてくれた『戦の海賊』なのでした。