『FF VI』のイベント「失われた絆の証明」、このイベントの【凶】ボスはマディン。ティナの父親である幻獣だね。
『FF VI』では、居場所を追われた幻獣たちが人間界とは別の世界を作りひっそりと暮らしている。そこへひとりの女性、マドリーヌが迷い込んでくるワケ。「幻獣と人間は相いれないもの」というほかの幻獣たちの忠告を無視し、幻獣マディンはマドリーヌと結ばれ、娘であるティナが生まれるといった具合だ。
しかしある日、世界征服をたくらむガストラ帝国が幻獣界を見つけだし、その力を吸い出し魔法の力を手に入れるため幻獣たちを捕らえていく! 悪い! 悪いやつですよガストラ皇帝は。抵抗むなしくマドリーヌは殺され、マディンは捕らえられ、ティナは「幻獣と人間の子供」=「生まれつき魔法の力を持つ娘」ということでさらわれ、帝国のために利用されることになるワケよ……!
そしてこのイベントでは、原作では戦うことのなかったマディンとなぜか戦います。えっ、マディンと戦うの!?
マディンが暴走しているのか、それとも娘の力を試しているのか……? どういう設定になっているかはわからないけれど、とにかくマディンと戦う。戦っちゃう。
【凶】マディンはこちらの魔法を完全に封じる「封魔状態」にときどきなるので、それをいかに早く切り抜けるかがポイントだ。
ところで、なぜ1994年発売の『FF VI』についてそこまで覚えているかというとだね。
『FFRK』をプレイしているとどうしてももう一度原作をプレイしたくなってしまったので、スーパーファミコンとソフトを引っ張り出してきてプレイしているというワケ。今ちょうどマディンの回想シーンが終わって、ティナが正気を取り戻したところだね……これから幻獣界に行って帝国を打ち倒すための協力を要請するところ。
幻獣と人間のハーフであるティナ。彼女なら「相いれない」と言われ続けてきた幻獣と人間のかけ橋になれるのかもしれないね……。
ところでぼくのスーファミ、保存状態がものすごくいいでしょう? 友達と一緒にプレイすることなく、家でひとりRPGばかりやってると20年以上経ってもこういうスーファミが出てくるんですよ……! コントローラーもひとつしか挿ってないですよねってやめろ! やめてくれ!