先月、『FFRK』の「奪われた記憶を探す」というメインストーリーに大きな進展があった。
十二の大いなる力の記憶が封印されているという「深淵の間」。そこに入って強大な敵を打ち倒し、十二の大いなる力を手に入れるのが目標だ。深淵の間は毎月一定期間だけ開かれ、毎回新しいボスが登場する。また、それまで登場したボスにも何回でも挑戦できるので、まだ倒せていないという人も安心だ。
ここで読者のみなさまに訴えたいのは、「十二の記憶」というとゲーム『センチメンタルグラフティ』をどうしても思い出してしまうということなのであります。小中学生時代に幾度も転校を繰り返し、転校するたび各地でご当地美少女との思い出を作ってしまったことにより日本全国に「十二のせつない記憶」を残してしまった主人公が、高校生になってその十二人と再会し、果たせなかった約束を一つひとつ成していくという恋愛ゲーム……!
そう、これって『ファイナルファンタジー』も同じなんですよ。いくつものシリーズ作品を繰り返しプレイしてきたぼくたちが、忙しい日常生活の中で忘れてしまったあのワクワクドキドキを『FFRK』をプレイすることで思い出す。果たせなかった約束を取り戻す。そういう趣きが「深淵の間」にはあるんです。
10月に登場するのは★6物理攻撃「クラッシュダウン」の記憶。だけどちょっと待ってほしい。「深淵の間」が始まった先月、山盛りの1周年イベントを紹介することに手一杯で、この連載ではまだ「深淵の間」を紹介していない!
9月の「深淵の間」で登場したのは★6黒魔法「アルテマ」の記憶。それを手に入れるために倒さないといけないボスがこいつ!
というわけでまだ倒してない人へ向けて、そしておさらいの意味もこめて「【深淵】アルテマバスター」について書きたい。
アルテマバスターに対しては、「深淵の力」が発動して強力になる★5黒魔法を使えるメンバーが有効だ。
アルテマバスターには3段階のパターンがある。そこまで強力な攻撃をしてこない序盤、マナスフィアを出してくる中盤、超強力な攻撃を連発してくる終盤の3つだ。アルテマバスターを倒すために重要なのは中盤、マナスフィアの倒しかただ。
マナスフィアが出ているときは、全体攻撃だろうとなんだろうとアルテマバスターに攻撃するとカウンターでデスをかけられて即死してしまう。なのでマナスフィアに攻撃していくわけなんだけど、このマナスフィア、攻撃する属性によりさまざまな反応を見せるのだ。
・炎か雷属性で攻撃すると、強力なダメージをアルテマバスターに与える。
・無か聖か闇属性で攻撃すると、マナスフィアとアルテマバスターに対してダメージを与える。
・水か氷属性で攻撃すると、こちらを回復してくれる。
そしてマナスフィアは一定以上の時間が経つとアルテマバスターに吸収され、全滅必至の強力な魔法となりパーティを襲ってくる。
アルテマバスターのHPを削りたければ炎か雷属性でマナスフィアを攻撃し続ければいいのだけど、それだとマナスフィアを時間内に倒しきれなくて全滅してしまう。無か聖か闇属性で攻撃し続ければマナスフィアは早く倒せるが、アルテマバスターのHPがあまり減らないうちに第3段階になってしまい強力な魔法を連発されて負けてしまう。
なるべくアルテマバスターのHPを減らしてからマナスフィアを倒したい。つまりバランスよく攻撃していくことが大事なのだ。このあたりは何度も挑戦して感覚を掴んでもらうしかない。幸い消費スタミナはたったの1。うまくやれるまで何度もパーティを編成し直し、タイミングを掴んで撃破してほしい。
ちなみに、キマリの専用必殺技「マイティガード【X】」を使うと……。
こういう変わった攻略もできるのがこのゲームのおもしろいところ。実際、キマリを連れてアルテマバスターを倒すの楽しすぎて10回くらいやってしまったからね……。
みなさんもぜひいろいろ試してみてね!