【Ingress情報局・TAPPLI支部】Abaddon(アバドン)ルール発表&新アイテム・フラッカー、キーロッカー、ビーコン登場!

◆遂に課金アイテム実装!その効果は?

10月30日前後から順次スキャナーにSTOREが解放され課金アイテムが実装されました。

Google+の公式ポスト

 全ユーザー一斉にではなく、様子を見ながら解放されている模様です。ちなみに私は11月3日に開放されました! 今回解放された課金アイテムについてご紹介します。なお、これらの課金アイテムは購入した本人のみが使用可能で、Dropしたりして譲り渡すことはできません。

★購入の流れ

 まずはCMU=Chaotic Matter Unit(カオティックマターユニット)を課金で購入し、それにより対象アイテムを購入する流れとなります。他のゲームでよくある仕組みと同じです。支払は米国ドルベースなので、為替相場が大きく変わればその価格も変わる可能性があります。

https://plus.google.com/+Ingress/posts/Xem8LTtSySb?pid=6210802817637927778&oid=103320655754019011706

★実装されたアイテム

キーロッカー

・KEY LOCKER(キーロッカー) 5色 単品 3700CMU
 インベントリとは別カウントで、ポータルキーを100本まで格納可能なポータルキー専用カプセル。所持上限5個(KEY LOCKER自体はインベントリを1消費します)。

・KEY LOCKER PACK(キーロッカーパック)(5個セット) 14900CMU
 パックで少し3600CMUお得。注意点は単品を1つでも買うと、パック購入は出来なくなります(上限が5のため)。それほど高額でもないと思いますので、最初からまとめて買うのがお得です。

 キーロッカーはいままでインベントリを圧迫していた、記念のポータルキーや、大規模作戦のためにため込むポータルキーをまとめて1つのアイテムとできるため、インベントリ構成が大幅に変わることになりそうです。

・BEACON(ビーコン) 3種類 1,300CMU
 指定したポータル上に浮遊する目印(ビーコン)を付きます。IntelMAP上にもビーコンが配置された表示が付きます。効果時間は設置後4時間。各陣営のトレードマークとジョッキが柄になっています。作戦での確保対象の目印として、飲み会会場の目印として、イベントでのチェックポイントとして等々、さまざまな使いかたができそうです。

ビーコン
▲先日とある飲み会で使っていただいたビーコン。正に「飲んでますよー」っていうお知らせにいいですね。

・PORTAL FRACKER(ポータルフラッカー) 2,400CMU

 ポータルから獲得できるアイテム数を10分間または150ハックまで倍にするMODアイテム。ポータルに対して使います。仕掛けた本人だけではなく、陣営関係なく全部で10分間か150ハックのどちらかとなります。なので、隣接する3つくらいのポータルのMODに、VeryRareHeatSinkを3つ入れてポータルフラッカーを使うと10分間で300以上のアイテムが取得できます。今までのフラッシュファーム(FF)をさらに進めたすさまじいアイテムです。結果的にファームを維持するということの必要性が薄くなり、よりエリアの取り合いが進むのではないかと思います。

ポータルフラッカー
▲AXAも2個になります。これは一度体験すると本当にやばいです! ポータルフラッカーを使うと、対象ポータルから白いエフェクトが出ます。


▲アイテムはCMU(Chaotic Matter Unit)と引き換えに手に入る。CMUは課金することで入手できる。

◆「XM Anomaly ABADDON」ルール発表。FlashShardsと同時に開催!

 12月12日に沖縄でも開催される、XMアノマリー・アバドン(ABADDON)のルールが発表されました。前回のペルセポリス(Persepolis)から、ルールに大きな変更が加えられています。ひとまず大きな変更点を解説します。

https://plus.google.com/u/0/108020987035258478791/posts/8ExwbpPsPvm

 まず11月14日に開催されるのは3つのグループになります。

★アバドン01

パターン:オリバー・リントン=ウルフ博士(3)
時間帯(中国標準時):12:00~19:00
測定時間(中国標準時):13:00ごろ~16:00ごろ
プライマリーサイト:
新北市(台湾)
サテライトサイト:
バンコク(タイ)
マニラ(フィリピン)
シドニー(オーストラリア)

★アバドン02

パターン:ビクター・クレーゼ博士(3)
時間帯(中央ヨーロッパ標準時):09:00~20:00*
測定時間(中央ヨーロッパ標準時):14:00ごろ~17:00ごろ
プライマリーサイト:
ハンブルグ(ドイツ)
サテライトサイト:
エジンバラ(イギリス)
セビリア(スペイン)
ザグレブ(クロアチア)

★アバドン03

パターン:マーティン・シューベルト博士(3)
時間帯(米国中部標準時):12:00~19:00*
測定時間(米国中部標準時):13:00ごろ~16:00ごろ
プライマリーサイト:
ニューオーリンズ(ルイジアナ州)
サテライトサイト:
シャーロット(ノースカロライナ州)
グアテマラシティ(グアテマラ)
ピッツバーグ(ペンシルベニア州)

★Link、ControlFieldでの獲得ポイントが大幅に変更

 過去のXMアノマリーでも開催ごとに少しずつルールが変わってきましたが、今回特に大きな変更が加えられたのがリンクとCFによる加点です。

●プライマリサイト

・ポータルのオーナー権:4ポイント(ポータルあたり)

・ボラタイルポータルのオーナー権:16ポイント(ボラタイルポータルあたり)*

・クラスターポータルとのリンク接続ボーナス
120ポイント(15~29本)
250ポイント(30~49本)
500ポイント(50本以上)

・クラスターポータルとのフィールド接続ボーナス
120ポイント(5~14枚)
250ポイント(15~24枚)
500ポイント(25枚以上)

・戦略フィールドボーナス
当該測定時間に相手ファクションの獲得した値の35%相当
 これは、マーカー付きポータルを3つ以上CFで囲った時に獲得できるボーナス点です。

●セカンダリサイト(サテライトサイト)

・ポータルのオーナー権:2ポイント (ポータルあたり)

・ボラタイルポータルのオーナー権:8 ポイント(ボラタイルポータルあたり)*

・クラスターポータルとのリンク接続ボーナス
60(15~29本)
125(30~49本)
250(50本以上)

・クラスターポータルとのフィールド接続ボーナス
60(5~14枚)
125(15~24枚)
250(25枚以上)

・戦略フィールドボーナス
当該測定時間に相手ファクションの獲得した値の35%相当
 これは、マーカー付きポータルを3つ以上CFで囲った時に獲得できるボーナス点です。

・グローバル・マインドユニット・ボーナス: 125
 全世界でMUが多い陣営に対して贈られるボーナスです。

・シャードの確保: 600(シャードあたり)

 前回のルールとの違いは次のようになります。

・リンクに関して
ペルセポリス
 1リンク10点(何リンクでも加点) 100本リンク引けば1000点
アバドン
 15~29リンク 120点
 30~49リンク 250点
 50リンク以上500点

・コントロールフィールドに関して
ペルセポリス
 1CF 20点(何重でも作ればその分加点)
アバドン
  5~14CF 60点
 15~24CF 125点
 25CF以上  250点

・マーカー付きポータルを3つ以上同時にCFで囲う
ペルセポリス
 150点
アバドン
 相手陣営が獲得したポイントの35%

 ヨーロッパのレジスタンス陣営がやり過ぎた?からか、いわゆるスーパーノヴァによる加点に上限がつきました。50リンク以上行ってもプライマリーサイトで500点しかもらえません。なのでノヴァを1箇所で集中的に作るよりも、ソフトバンクウルトラリンクを使って多重多段CFをどんどん作る方が効率が上がることになります。
ただこれも大きなCF、いわゆるBAFで覆われると現地ではリンクやCFが作れないというところなのですが、今回は巨大CFを貼り続けることを許さない感じになっています。それが次のルールです。

※BAF……Big Ass Field (アホくさい巨大CF)というIngressスラングです。

●Shards(シャード)が同時開催!

 すでにアメリカのボストン、ヒューストン、イギリスのロンドン、スイスのチューリッヒで開催されたFlashShards(フラッシュシャード)。これとほぼ同じルールでサテライト会場の10km近くで4つ(4片)のシャードが現れます。またプライマリーサイトで8箇所のターゲットポータルが現れます。

 例えば、プライマリーサイトの1つである新北市(台湾)に対して、セカンダリーサイトであるバンコク(タイ)、マニラ(フィリピン)、シドニー(オーストラリア)のそれぞれの周辺のアノマリー会場から10kmほどのどこかにそれぞれ4つシャードが発生します。その4つ×3箇所の合計12片のシャードを新北市付近に現れるターゲットポータルまでリンクして運んでいくことになります。

 従来のShardsでは6時間単位で移動を繰り返していたのですが、今回のシャードでは15分単位で移動していきます。しかも発生予告はアノマリー当日のお昼前です。

11時20分頃:シャード群及びターゲットポータルが表示される
12時00分頃:最初のシャード移動。シャード群は15分間毎の移動を開始する。
13時00分頃~同10分頃:第1測定時間
16時00分頃:最後のシャード移動
16時00分頃~同10分頃:第4測定時間

 上記のようにアノマリーの各計測時間と完全にかぶることになります。諦めてもいいかもしれませんが、シャード1片をターゲットポータルへ運び込むことができると600点になります。この点数はアノマリーの得点の中でも別格です。
 各陣営は人員をどう配置するか、どうやってゴールへ導いていくか、各アノマリー会場だけでなく周辺国を巻き込んでの連携が試されることになります。

 今回のXMアノマリー・アバドンは、アノマリーとシャードが同時とか本当に鬼か! みたいなルールになっているので、各会場アノマリーに参加される方は、色々と大変だと思いますが、がんばってください。

……現地に行かない人も大変そうですけれど!