『フォルティシア SEGA×LINE』、こういうマルチプレイの仕組みはスッゲー手軽でイイ!【編集部日記】

編集部の小ネタ日記

編集部シライシです。
今日は、リリースされたてホヤホヤ、『フォルティシア SEGA×LINE』の話。

 先日発表された、セガゲームス セガネットワークス カンパニーとLINEの協業。その第一弾タイトル『フォルティシア SEGA×LINE』が、いよいよリリースされました!
 先日レポートしましたが、試遊してみた雰囲気、なかなか良かったんですよね。なので、リリース版、改めてやってみましたよ。

フォルティシア1

 プレイ感覚は、オーソドックスなファンタジー系のアクションRPG。左手のバーチャルパッドで移動、右手のボタンで攻撃やら回避やら。届くところまで行って攻撃すれば自動的にターゲティングしてくれるので、なかなか簡単、快適な感じです。
 だが! この『フォルティシア SEGA×LINE』のポイントは、そこではないのです。もちろんプレイ感は大事なんですけど。
 このゲーム、何しろ、マルチプレイが、超!超手軽にできるのがイイんですよ!

 冒険に出るのは「ダンジョン」メニューから。マルチプレイをするには、「みんなで冒険」を選びます。で、冒険に出るクエストを選ぶ。……と、もうクエストスタートなんです。
つ・ま・り。
パーティーメンバーを厳選するとか、キャラクターが気に入らないから弾かれるとか、そういうマルチプレイにありがちなギスギスしたところが全然ないんですよ! これちょっと画期的じゃないすか!?

フォルティシア2
▲マルチプレイだと、他のプレイヤーが自動的にどんどん乱入。

 プレイヤーとして、マルチプレイをするには、単に「みんなで冒険」でスタートすればOK。あとは自動的に誰かが始めた冒険に参加したり、自分が一番最初のプレイヤーとして他のプレイヤーの乱入を受け入れつつ戦うことができます。
 パーティーメンバー4人のうち、まだプレイヤーが埋まっていない枠はCPUが代わりにプレイしてくれるので、人数が揃うのを待つ必要はナシ。誰かが来たら「乱入」と表示されて、人間のプレイヤーに交代するわけです。
 ちなみに、スマートフォンゲームのマルチプレイにありがちな、第一プレイヤーだけがスタミナを消費するシステムではなく、全員が参加時点でスタミナ(『フォルティシア SEGA×LINE』では“STP”)を支払うので、損得の感覚も起こりづらいです。

フォルティシア3
▲デカいボスモンスターを協力して倒すのは、共闘スタイルのゲームでは定番。

 このさみだれ式乱入システム、非常に気軽に遊べるので、いろいろなゲームで採用してみて欲しいなあ、と思いますね。クリア後に評価をつけることで、一緒にプレイしてくれた相手にガチャポイントが入る仕組みもいい感じです。
 野良パーティーではクリアが難かしいクエストに挑戦したいときは、フレンド同士でガチンコのパーティーを組めばいいので、その辺も目配せされてます。

 プレイ感としては、何しろバーチャルパッドなので、ある程度スマートフォンの画面が大きいほうが快適に遊べると思います。iPhoneなら6以上、Androidなら5インチ以上の画面が望ましいところ。
 あとは、ステージが切り替わるときに、いったん左手のパッドを離しておくと、あらぬ方向に走りだすストレスを避けることができるのでオススメ。

 ヒットしているゲームの仕組みがスタンダード化することが多いのですけど、こういう感じで新しい試みをしているゲームから、別の楽しさが生まれてくるのもまた面白いな、と思った『フォルティシア SEGA×LINE』なのでした。