【ハースストーン攻略】特殊能力（アビリティ） を持つミニオンを使いこなそう！［初心者脱出！ レジェンドへの道 第2回］

　新連載第2回！　『Hearthstone（ハースストーン）』をプレイしてから1ヶ月でレジェンドランクに到達した超絶ゲーマー、ドラホーさんが教える『ハースストーン』プレイガイド。本人もドップリという『ハースストーン』の魅力や、勝つためのコツや考え方をわかりやすく解説。これでレジェンドクラスを目指せ！

第1回はコチラ ⇒ http://otakuindustry.biz/archives/3050

　皆さんどーもです！ドラホーです！

　前回はミニオンの運用法について書きましたが、ミニオンはマナコスト、パワー、タフネスといった基本能力のみではなく、様々な特殊能力（アビリティ）を持っています。今回はそのミニオンが持つ特殊能力から、代表的なものをピックアップしてどのように使えば強いのかを紹介していきましょう。

◆突撃

　突撃を持ったミニオンは「呪文に近い使い方が出来る」と言う点において優秀です。出したターンに攻撃が出来ることから、相手のミニオンが展開された後でも対処することが可能です。
　呪文でも同じことが可能ですが、ミニオンの能力を強化するカードと組みあわせて使うことが出来るので、その点は呪文より優秀といえます。
　逆に挑発持ちのミニオンに弱く、自分よりサイズの大きい挑発持ちのミニオンがいると、活躍しにくくなることを覚えておきましょう。

▲<<ウルフライダー>>は、基本カードなのに、構築戦で使われる程強いカードです。

◆隠れ身

　隠れ身持ちは、相手の盤面に「コストが大きいミニオンと小さいミニオンがいる状態の時に強い」です。相手から攻撃や呪文の対象に取られないので、小さいミニオンと有利なトレードが行なえます。
　相手の盤面に大きなミニオンしか存在していないという場面でも、攻撃をしないで相手が小さなミニオンを出すのを待つという戦術も有効です。

▲2マナ2/2の相手のミニオンを確実に一方的に倒せるのが強みの<<ギルブリン・ストーカー>>。

◆挑発

　挑発持ちは「相手に盤面を取られている時に強い」です。
　盤面を有利に進めている相手は有利なトレード以外は避けて、積極的にフェイス（ヒーロー）を攻撃してくることでしょう。この時に挑発持ちで相手ミニオンの攻撃を引きつけることで、相手にトレードの選択肢を狭くすることが出来ます。
　あなたは挑発持ちが相手の攻撃を引き付けている間に、盤面の有利を取り戻せるチャンスが得られるのです。

▲<<センジン・シールドマスタ>>は、デッキの中での盾の役割をしっかりと果たしてくれるでしょう。

◆聖なる盾

　聖なる盾持ちは「ミニオン自身と同じサイズのミニオンが相手にいる時に強い」といえます。
　本来ならば聖なる盾が防いでくれるダメージをなるべく大きくしたいところですが、大きなサイズであるミニオンと戦闘をしても、相手のミニオンを倒すことが出来ないので、自分にとって都合のいいトレードができることは少ないと思います。つまり、普通のミニオンなら相打ちになるところを、一方的に倒すことが出来る時に真価を発揮する、ということですね。(画像11)

▲<<シールド・ミニロボ>>は、相手の2/3/2のミニオンを倒すのがメインの仕事になるミニオンです。

　今回あげたのは多くのミニオンが持っている能力のなかでも、一定の効果を持つ能力を紹介しましたが、「雄叫び」や「断末魔」といった能力は、ニオンによって変わり、強さを発揮する場面も異なります。
　まずは実際につかってみて効果を実感することで、あなたなりの強い使い方を考えてみてください。どんなに弱いといわれているミニオンでも、強さを発揮する場面は必ずあるので、それを見つけられれば新しい楽しさを発見できると思います！
　ミニオンの扱い方は『ハースストーン』をプレイする上で最も重要なプレイングです。闘技場やランク戦といった普段のプレイでも、自分だけではなく、相手から見た盤面を意識しながらプレイしましょう。もし、相手の目線から盤面を見ることが出来るようになれば、あなたはもう初心者とは呼ばれることのない、立派なハースストーンプレイヤーになっているはずです。