【レビュー】リアルBOYがプレイできないのはご愛嬌！あの伝説的恋愛コミックのカードゲーム『BOYS BE… ～Another season～』

◆モテナイ男子の妄想大炸裂な学園オムニバス恋愛コミックがまさかの降臨！

▲こんなかわいい女の子たちと青春を送りたかったですね……。

　読者の皆様は覚えていますか？あの『BOYS BE…』を。『BOYS BE…』は1991年より週刊少年マガジンなどで連載されている、恋愛未経験の男子達向けの甘酸っぱいオムニバス恋愛マンガ。シリーズは不定期に復活しており、その血脈は現在もしっかりと受け継がれております。筆者はこの『BOYS BE…』に並々ならぬ思い入れがあり「俺もこんな恋愛してみて～！」と妄想しながら読んでいたものです。

▲初めに出現しやすい女の子の傾向が選べる！気持ちイイぐらい『モバ○ス』を意識した属性はかえって清々しい！

　そんな『BOYS BE…』がGREEでソーシャルゲームとして登場！『BOYS BE…』に色々な部分を熱くしたBOY達も、今やもう立派なオトナ。それでもいまだにあの甘酸っぱさに憧れるBOY達に向けて、本作を熱く紹介させて頂きます！

◆完全書き下ろしのかわいいJKキャラ達！

▲玉越博幸先生の描く女の子の魅力はいまだに衰え知らず！むしろ進化している!?

『BOYS BE…』の魅力はなんといっても玉越博幸先生が描く、かわいく、そしてセクシーな女の子！本作の登場キャラクターももちろん玉越先生が描いており、なんと完全描き下ろし！先生のイラストは懐かしさも残しつつ、現代風に洗練されております。

▲この画像だけを見ると、ゴニョゴニョなサイトに見えなくもないですが、それなりに健全です。

　そしてなんと本作は、18歳未満のユーザーはプレイできません!!……と言っても露骨な描写があるというわけではなく、古い例えで恐縮ですがセガサターンで出ていたセクシーなゲームレベルの描写です。ちょっと残念!?

◆サイコロを転がして女の子との親密度をあげまくれ！リビドーを解放せよ！

　基本的に、本作は「WALK」モードでサイコロを振ってゲームを進行させていきます。マス目にはさまざまなイベントが用意されており、ここでカードを獲得することで女の子との出逢っていきます。

▲「WALK」モードでサイコロを振りまくり！何周もして、それぞれの女の子とのエピソードを進めましょう。

　女の子たちとのエピソードを進めていくには一定の親密度が必要。「WALK」モードではそれぞれのターンで親密度アップ対象生徒が設定されており、親密度を上げるために思わず無我夢中でサイコロを振りまくってしまいます。どの女の子もかわいいので仕方ない！

▲イベントはやや短めで、条件をクリアすると次回が開放されます。このもどかしさがいい！

▲女の子の魅力をビジュアルだけで決めるのはもったいない。エピソードを進めることでそれぞれの女の子達の魅力がわかると、思わず全キャラ攻略したくなります！

◆大丈夫か!? スマートフォンゲームの表現の限界に挑む「ハプニングモード」！

▲モザイクばかりですが、いかがわしいサイトへの誘導ではありません！

「WALK」モードを進めていくと突如現れるのが「ハプニングモード」。要はタップなどで女の子にちょっぴりタッチなどができちゃうムフフなモード！「僕の知っている『BOYS BE…』はこんなんじゃない！もっとピュアだったはずだ～!!」と『BOYS BE…』の眉毛太めな主人公っぽく嘆きながらも、気付いたら大よろこびでプレイしている自分がおりました。

▲ボタン連打ではぁはぁ言わせるべし！

▲「やわかそうなキミの身体を触りたくなってしまった僕は……」色々とアウトな気がします!!!!

「ハプニングモード」で成功すれば、ご褒美イラストが鑑賞できレアカードが手に入ることもあります。趣味と実益（？）を兼ねた素晴らしいモードなので、積極的に発生させていきましょう！

▲「ハプニングモード」成功（鼻血）！スタッフのチャレンジ精神に心から拍手を送りたい！

◆女の子達の魅力だけでなくスマートフォンゲームらしい面白さも兼ね備えている！

▲なぜかチーム編成してカードバトルも展開されます！

　なお、本作ではスマートフォンのカードゲームらしく、集めた女の子カードを編成してチームを組んでカードバトルをしたり、女の子同士を合成／強化したりできます。バトルは自動で進行するため、こちらが目的ではないプレイヤーもサクサクとプレイできていいですね。

『BOYS BE…』大好きだった筆者としては、「同作ファンはマストプレイ！」と断言できるほど本作は『BOYS BE…』しています。青春を忘れられない人にもオススメ！