コロプラ、平成29年9月期第3四半期決算短信を発表。純利益は前年同期と比べ約56%減少

既存ゲームに関してはテレビCMなどを利用したプロモーションを実施。VRに関するサービスにも注力、アプリを配信してきた。

株式会社コロプラは、平成29年9月期第3四半期の連結業績(平成28年10月1日~平成29年6月30日)を8月2日(水)に発表。営業利益は382億円、営業利益は98億4400万円、経常利益は100億2000万円、四半期純利益は64億4600万円となった(百万円未満切捨て)。

コロプラ

経営成績に関する説明

スマートフォン向けの既存ゲームについてはユーザーとのエンゲージメントを高めることを意識、新規ゲームではその投入に向けて注力してきた。売上の多くを占めるオンライン型ゲームアプリでは、第3四半期連結会計期間においては韓国向けに「ドラゴンプロジェクト」、国内向けに「プロ野球バーサス」を配信。「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」といった既存ゲームでは、TVCMやオンライン動画プラットフォームにおけるプロモーション、コラボカフェといったリアルイベントを実施することで、ユーザーのエンゲージメントを高めるサービス運用をしてきた。

また、VRを具現化するHMD端末(頭部装着型表示端末)向けサービスに対しても注力、開発実験を行ってきた。HMD端末向けサービスでは、PlayStation VR向けに「Fly to KUMA」「STEEL COMBAT」「VR Tennis Online」を配信。Oculus Rift向けに「Dig 4 Destruction」「Fly to KUMA MAKER」「COLOPL VR GARAGE」「TITAN SLAYER」、HTC Vive向けに「TITAN SLAYER」を配信した。

以上の結果、第3四半期連結累計期間の売上高は382億円(前年同四半期比40.8%減)、営業利益は98億4400万円(同61.6%減)、経常利益は100億2000万円(同60.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64億4600万円(同56.3%減)となった。