東映アニメーション、平成30年3月期第2四半期決算を発表。当期営業利益は59億6200万円。

東映アニメ

収益性の高い版権事業や海外映像販売事業が大幅増収を達成。しかし『ONE PIECE FILM GOLD』のヒット相当がなく減益となった。

東映アニメーション株式会社(以下、東映アニメーション)は、平成30年3月期第2四半期決算を10月27日(金)に発表。当期売上高は234億4400万円(前年同期比18.6%増)、営業利益は59億6200万円(同34.7%)、経常利益は62億8100万円(同36.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億9100万円(同25%増)となった。

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経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間においては、「ドラゴンボール」や「ワンピース」、「プリキュア」シリーズといった主力作品による収益の安定・拡大を図るとともに、中国を中心とした映像配信権の販売、国内外でアプリゲームなどゲーム化権の販売に引き続き注力したと発表。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、国内外でアプリゲーム化権や映像配信権の販売が好調に推移したことから、234億4400万円(前年同期比18.6%増)となった。利益については、収益性の高い版権事業や海外映像販売事業が大幅増収となったことなどから、営業利益は59億6200万円(同34.7%増)、経常利益は62億8100万円(同36.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億9100万円(同25.0%増)となった。

セグメント毎の業績は、以下。

映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に『映画プリキュアドリームスターズ!』、9月に『デジモンアドベンチャーtri.第5章』を公開。しかし、前年同期にあった『ONE PIECE FILM GOLD』のヒットに相当するものがなかったことから、前年同期と比較して大幅な減収になったとしている。

テレビアニメ部門では、『ワンピース』『デジモンユニバース アプリモンスターズ』『キラキラ☆プリキュアアラモード』『ドラゴンボール超』『正解するカド』『タイガーマスクW』の6作品を放映。前年同期に比べ放映本数が増えたことから、増収となった。

コンテンツ部門に関しては、『美少女戦士セーラームーンCrystal』のブルーレイ・DVDの売上があったが、映像パッケージの販売が全体的に軟調に推移したことからほぼ横ばい。

海外映像部門では、中国向けに複数作品の映像配信権、北米向けに「ドラゴンボール」シリーズなどの映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収になったとしている。

その他部門は、定額映像配信市場の拡大もあり、国内での映像配信権の販売が好調に稼動し、大幅な増収となった。

上記の結果、映像製作・販売事業全体では、売上高は76億6700万円(前年同期比7.2%増)となった。しかしながら、前年同期にあった『ONE PIECE FILM GOLD』のヒットに相当するものがなかったことなどもあり、セグメント利益は10億1000万円(同36.0%減)と増収減益となった。

版権事業
国内版権部門では、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前期よりさらに好調に稼動となり、大幅な増収となった。

海外版権部門では、全世界でアプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に加え、北米向け家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース2』の販売も好調に推移し、大幅な増収になったと発表。

上記の結果、版権事業全体では、売上高は130億1900万円(前年同期比52.5%増)、セグメント利益は60億9700百万円(同56.5%増)と大幅な増収増益となった。

商品販売事業
前年同期にあった『ONE PIECE FILM GOLD』のタイアップ・キャンペーンに相当するものがなく、大幅な減収とのこと。

上記の結果、売上高は23億4100万円(前年同期比29.7%減)、セグメント利益は6300万円(同49.4%減)と大幅な減収減益となった。

その他事業
催事イベントやキャラクターショーなどを展開。前年同期にあった「聖闘士星矢」の催事関連に相当するものがなかったことに加え、「ワンピース」が前年同期に比べ軟調に推移したこともあり、大幅な減収と発表した。

上記の結果、売上高は5億2700万円(前年同期比42.4%減)、セグメント利益は0万円(同99.3%減)と大幅な減収減益となった。

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2017年7月28日付の「業績予想の修正に関するお知らせ」で好評した業績予想から、変更はないとのこと。

関連サイト

東映アニメーション株式会社公式サイト
平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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