既存タイトルの運営を強化、新規タイトルは10月にリリース。コイン消費は堅調に推移したが、ウェブゲームのコイン消費は減少。
グリー株式会社(以下、グリー)は、平成30年6月期第1四半期決算を10月27日(金)に発表。当期売上高は216億1400万円(前年同期比45%増)、営業利益は26億9400万円(同5.9%増)、経常利益は30億1600万円(同17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億400万円(同82.4%減)となった。
経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間においては、スマートフォン向けゲームアプリの新規タイトルの開発を引き続き進めてきたと発表。
一方、前連結会計年度にリリースしたタイトルの運営強化に努めた結果、コイン消費は引き続き堅調に推移したと発表したが、利益率の高いウェブゲームのコイン消費は前年同期比で減少したとのこと。
また、投資事業組合運用益の計上及び海外子会社再編に伴い、事業再編損失引当金繰入額を計上したとしている。
上記の結果、当第1四半期連結累計期間のグループの業績は、売上高216億1400万円(前年同期比45.0%増)、営業利益26億9400万円(同5.9%増)、経常利益30億1600万円(同17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益19億400万円(同82.4%減)となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益が、前年同期比で減少したのは、前第1四半期連結累計期間において、子会社売却等に伴う特別利益及び税効果の影響により、親会社株主に帰属する四半期純利益108億2300万円となったためとしている。
連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
引き続きモバイル向けのコンテンツやサービスの拡充を行うと共に国内外のユーザーの利用拡大、収益基盤の確立・強化、生産性及び効率性を重視した経営基盤の強化に取り組んでいく計画としている。
連結業績見通しに関しては、平成30年6月期第1四半期連結累計期間の実績及び最近の業績動向を踏まえ、平成30年6月期第2四半期(累計)売上高は405億円、営業利益45億円、経常利益48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益30億円を見込んでいると発表した。
関連サイト
グリー株式会社公式サイト
平成30年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018年6月期第1四半期 決算説明会資料