VRタレントのマネジメントを専門とする芸能事務所とVR開発会社が連携して、バーチャルライブ年間動員数世界一を目指す。
株式会社イグニス(以下、イグニス)は、子会社であるパルス株式会社(以下、パルス)と株式会社岩本町芸能社(以下、岩本町芸能社)と業務提携を行なうことを2017年11月9日(木)に行なわれた取締役会で決議したと発表した。
岩本町芸能社は、VR(Virtual Reality:仮想現実)を主な活動の場とするタレントのマネジメントを専門とする世界初の芸能事務所で、2017年夏のコミックマーケットの時期にtwitterで話題となったVRアイドル「あんたま」も所属している。岩本町芸能社はバーチャルライブの年間動員数世界一を達成することを目標としており、技術面・資金面のサポートが可能なパートナー企業を探していたという。
パルスは、VR領域でこれまでにないような斬新なユーザー体験を提供していく考えであり、現在複数のプロジェクトを計画。そのなかで、岩本町芸能社との連携を深め、技術の提供など全面的に支援していくことで、マネジメントするVRタレントの成功に貢献していきたいとのこと。
パルスの親会社であるイグニスは、イグニスグループの「次のあたりまえを創る。何度でも」というミッションのもと、本業務提携によって新たなユーザー体験を創出し、日本におけるVR市場規模の拡大・VRデバイスの普及を牽引できるよう努力していくと発表した。
また、本件がイグニスの平成30年9月期の連結業績に与える影響は軽微であるとのこと。