カプコン、コーエーテクモゲームスとの特許無効審判請求事件に勝訴で決着。

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カプコンが所持する特許に対して、コーエーテクモゲームスが無効を求めていた訴訟。知的財産高等裁判所が請求を棄却。

株式会社カプコン(以下、カプコン)は、株式会社コーエーテクモゲームス(以下、コーエーテクモゲームス)から提訴されていた審決取消訴訟について、勝訴したとカプコン公式サイトのプレスリリースにて発表した。

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本訴訟は、コーエーテクモがカプコンの保有する「特許第3350773号」の無効を求めた特許無効審判請求事件において、知的財産高等裁判所に審決取消訴訟を提起していた件。「特許第3350773号」とは、今作のディスクROMがゲーム装置に装填されるとき、前作のディスクROMを装填した場合、特典を開放するというもの。

特許庁から、「特許第3350773号」を維持する旨の審決が2017年3月24日に下された。それを受けて、コーエーテクモゲームスは、知的財産高等裁判所に審決取消訴訟を2017年5月10日に提起。

今回、知的財産高等裁判所は、原告(コーエーテクモ)の請求を棄却する判決を、2018年3月29日に下したとのこと。これにより、「特許第3350773号」の有効性が、知的財産高等裁判所に確認されたことになる。

関連サイト

株式会社カプコン公式サイト
株式会社カプコン公式IRサイト
当社特許第3350773号審決取消訴訟における当社特許維持判決(勝訴)のお知らせ

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