1990年11月に設立したプロモーションやイベントの企画、運営を行なった企業。東日本大震災以降のイベント自粛により受注件数が減少。
株式会社イ・ティ・パ(以下、イ・ティ・パ)が、2018年7月18日に東京地裁から破産開始決定を受けたことが、株式会社東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。負債総額は、債権者53名に対して約4億4000万円とのこと。
イ・ティ・パは、大手出版社や通信会社をクライアントとして、プロモーションやイベントの企画運営を行なっていた企業。AKB48の海外公演の制作運営を手掛け、「ジャンプフェスタ」や「AnimeJapan」の運営も行なった。
東日本大震災以降、国的なイベント開催自粛の影響を受け、イベント関連の受注件数が減少。近年は都内にダイニングバー「ケニーズバー」を出店するなど飲食事業も行なっていたが、改善に至らず、2018年6月までに事業を停止し、今回の措置になったとのこと。