売上拡大を目指す大型改善により、営業利益が想定を下回る見通し。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も前回発表を下回る予想。
株式会社ドリコム(以下、ドリコム)は、平成31年3月期第1四半期の連結業績予想の修正を、2018年7月26日(木)に公式サイトで発表した。
業績予想の修正に関しては、第1四半期会計期間(平成30年4月1日~平成30年6月30日)に、売上拡大を目指して導入を進めている大型改修により、営業利益が当初想定を下回る見通しだ。大型改修の投資額は、当初の計画から変更はないとのこと。
また、関連会社の株式会社BXDが開発・運営を手掛けるプラットフォームに関する費用の先行により、投資損失約8500万円を営業外費用として計上。それにより、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も、前回発表の業績予想を下回る見込みとのこと。
売上高は経年やイベント施策の不調により減収。一方で減収の利益に与える影響は、新しくリリースしたタイトルが前回予想比で収益寄与したことと、運用費の減少により軽微となる。
今後は、既存タイトルの運用効率化を推進。収益改善を目指し、新ブラウザゲーム事業の拡大に一層注力すると公表した。
業績予想数値の修正値は以下の通り。