enish、『欅のキセキ』の好評も営業損失2.9億円。平成30年12月期第2四半期決算。

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『欅のキセキ』でVR機能の実装やリアルイベントを開催。非ゲーム事業の「EDIST.CLOSET」が、市場と認知度の拡大により会員数が増加。

株式会社enish(以下、enish)は、平成30年12月期第2四半期決算を2018年7月30日に発表。当期売上高は29億1600万円(前年同期比50.5%増)、営業損失2億9200万円、経常損失2億8800万円、四半期純損失は2億9600万円だった。

enish決算

経営成績に関する説明

ゲーム事業
「欅坂46」初の公式ゲームアプリ『欅のキセキ』が、リリースから半年で累計300万ダウンロードを突破。App Storeでは「4.8」、Google Playでは「4.6」とユーザーから高評価を獲得し好調を維持した。当第2四半期会計期間では、『欅のキセキ』限定の動画が視聴できるVR機能の実装や、メンバーに会えるリアルイベント(ゲーム会)を開催。より多くのユーザーに楽しんでもらえるよう、リアルインセンティブを強化、コンテンツの拡充などの施策を実施することで、収益寄与を狙う。

ブラウザタイトル『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』は、サービス開始から8年目に突入。コストコントロールと安定した運営で、収益水準を維持。よりきめ細やかな対応をはかり、安定した収益基盤の構築に努める。

また、当事業年度は、他社IPをいかしたタイトルと、自社のノウハウをいかしたオリジナルタイトルの開発を進める方針。他社IPをいかした1タイトルは、IPホルダーとの契約を締結し、開発を開始。自社のノウハウをいかしたタイトルについては鋭意開発中とのこと。

非ゲーム事業
ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」が、シェアリングエコノミー市場の拡大とサービスの認知拡大により、順調に会員数が増加。

顧客満足度向上につながる施策やプロモーションを強化することで収益基盤を構築し、仕事や家事・育児に忙しいすべての女性が、より豊かなライフスタイルを送るためのサポートができるようサービスを提供する。

以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は29億1600万円(前年同期比50.5%増)、営業損失は2億9200万円、経常損失は2億8800万円、四半期純損失は2億9600万円となった。

業績予想については信頼性の高い数値を算出することが困難なため、開示見合わせとなった。

関連サイト

株式会社enish公式サイト
平成30年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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