2004年8月に設立し、アニメを中心にアーティストのPVなどの映像作品を制作した企業。売上の減少や人件費などの圧迫により資金繰りが悪化。
株式会社drop(以下、drop)が8月24日付で事業を停止し、破産手続きを中村・安藤法律事務所の坂井田大洋弁護士に一任したことが、株式会社東京商工リサーチのサイトのTSR速報で明らかになった。負債総額は、現在調査中だ。
dropは、アニメを中心とした映像作品の制作や、有名ミュージシャンのプロモーションビデオなどを手掛けていた企業。近年は、eスポーツを題材にしたアニメ「グラマラスヒーローズ」や、「クリオネの灯り」などのTVアニメを制作していた。
売上は減少傾向で推移し、人件費なども経営を圧迫したことで、低調な利益から債務超過に陥った模様。また、資金繰りも切迫し、業況改善も見込めないことから事業継続を断念したことで、今回の措置になったとのこと。