ユークス、新規ゲームの開発先行に伴い営業損失3億円。平成31年1月期第2四半期決算。

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受託ソフト、新規案件の各分野で新規案件が進行中。自社のARコンテンツがCEDECアワードゲームデザイン部門の優秀賞を受賞。

株式会社ユークス(以下、ユークス)は、平成31年1月期第2四半期決算を9月7日に発表した。当期連結売上高は6億4500万円(前年同期比0.9%増)、営業損失は3億6100万円、経常損失は2億1200万円、親会社に帰属する四半期純損失は1億3800万円だった。

ユークス平成31年1月期 第2四半期決算

経営成績に関する説明

ユークスグループの受託ソフトについては、主力シリーズの最新作『WWE2K18(XboxOne・プレイステーション4用)』の海外発売が、好調に推移。次回作の『WWE2K19』は、2018年10月に発売予定。

3Dアクションシューティングゲーム『EARTH DEFENSE FORCE : IRONRAIN(PS4用)』の開発は、当第4四半期の完了に向けて進行中だ。

自社コンテンツの「ARperformers(以下、ARP)」は、8月18日、19日にベルサール高田馬場にて4度目のライブ公演「KICK A’LIVE」を開催。同コンテンツについては、自社開発のAR Live System「ALiS ZERO(アリスゼロ)」を利用したARエンタテインメントの創出を目的に、エイベックス・エンタテインメント株式会社と共同プロジェクトの展開とアニメ化が決定した。また「ARP」は、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)主催のCEDECアワードで、ゲームデザイン部門の優秀賞を受賞した。

パチンコ・パチスロ分野では、1タイトルの画像開発プロジェクトが終了した。

新規案件に関しては、複数のプロジェクトの開発が順調に進んでいる。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高6億4500万円(前年同期比0.9%増)、営業損失3億6100万円、経常損失2億1200万円(前年同期は経常損失4億8600万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億3800万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億2300万円)だった。

通期の連結業績については、3月9日に発表した平成30年1月期決算から変更はない。

関連サイト

株式会社ユークス公式サイト
平成31年1月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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