クラスター、第三者割当増資により総額約4億円の資金を調達。

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資金調達でプロダクト開発や人材採用の強化を狙う。新社外取締役として元ユナイテッド手嶋取締役が就任。

クラスター株式会社(以下、クラスター)は、ビジネス拡大を目指すシリーズBラウンドとして、XTech1号投資事業有限責任組合やグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資を行ない、約4億円の資金調達をしたことを発表した。

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クラスターは、誰でもバーチャル上でライブやカンファレンスといったイベントを開催できるVRアプリ「cluster」を展開する企業。「cluster」では、最大5000人の同時接続で、バーチャル空間でしか味わえない体験を提供していて、有料チケット制のイベントなども行なわれている。

今回、資金調達により、さらなる事業拡大に向けてプロダクト開発や人材採用を強化。社外取締役としてユナイテッド株式会社の取締役を務めていた、手嶋浩己氏が新たに就任し、ビジネスを加速させて、3年で1000億円超の規模の経済圏インフラを目指す。

クラスター株式会社 代表取締役 加藤直人氏
「来ると信じ描いていた未来が手の届くところまで訪れ、打っていた布石のひとつひとつが具体性を持ってワークし始めました。アクセルを踏むべきまさに今このタイミングで、心強い後援がついたのは幸甚の至りです。バーチャルエンタメは、間違いなく日本発の一大産業となります。今回の資金調達は、この火種が燃え上がるのをさらに加速させるためのものです。短期的な小粒の戦いには興味がありません。今後数十年、数百年にわたり人類に影響を及ぼすバーチャル経済圏のインフラ構築に向けて、さらなる大きな挑戦を続けていきます。」

クラスター株式会社 新社外取締役 手嶋浩己氏
「先日の「輝夜月VRライブ」では、数年前から加藤CEOの頭の中だけにあった「VR・バーチャルタレント事業の大正解」を世界に見せつけました。私の役割は、この世界最先端企業を圧倒的に競争優位な状況に最短で行き着くあらゆる支援の実行です。クラスターはこれまで独創的なビジョンと高い技術開発力がコアな会社でしたが、ここから事業開発力、アライアンス力、組織力、資金力なども融合した会社に脱皮していきます。次のユニコーンにクラスターを、と本気で打ち手を考えていますので、クラスターの世界での活躍をご期待ください。」

関連サイト

クラスター株式会社公式サイト

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