アカツキ、グループ傘下のAET Fundがインド市場においてのスタートアップ投資を開始

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エンターテインメントやライフスタイル分野の加速が予測されるインド市場に向けた投資を発表。第1弾投資先として3社を選出。

株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、グループ傘下のAET Fundがインド市場において、スタートアップ企業への投資を開始したことを発表した。

人口13億人超を抱え、その大半が30歳未満の若年層からなっているインド市場は、今後、エンターテインメントやメディア、ライフスタイル分野での消費が大きく加速すると考えられている。

AET Fundは、日本とアメリカでのエンターテインメント事業や投資実績を最大限活用し、「Entertainment and Delightful Lifestyle Change」をテーマに、エンターテインメント領域を中心とした、人々を彩り豊かな生活を実現するコンシューマ向けインターネットサービスや、コンシューマブランドに焦点を当てて投資を行なう。

第1弾の投資先として、ミレニアル世代向けコリビング(Co-Living)スペースを展開するStayAbodeとThe Wedding Brigade、マイクロモビリティプラットフォームを展開するYuluが発表されている。

本発表に伴い、AET Fundでインド投資責任者を務める河村悠生氏がコメントを発表した。

インド投資責任者 河村悠生氏
「我々は、今まさにインドでエンターテインメント、メディア、ライフスタイル市場が立ち上がる瞬間に立ち会っています。インドのスマートフォンユーザー数は3億人を超え、ここ2年で老若男女を問わず皆スマートフォンを片手にゲーム、SNS、動画視聴や買い物を楽しむようになりました。この大きな行動変化の波に乗って、毎月無数のスタートアップがこの領域で立ち上がっています。我々は現在ベンガルール、デリー、ムンバイを中心に、現地の起業家・投資家ネットワークを通じて紹介されるスタートアップとひと月に30社以上と投資面談をしていますが、特に感じるのは、彼ら彼女らの『インド発』のサービスやプロダクトによってこれらの市場を席巻したいという熱い想いです。現状これらの市場の大半は外国企業によって占められていますが、インドを知り尽くした、インド人にしか作れないサービスやプロダクトの発展に我々も投資を通じて寄与したい、日本・米国・インドのクロスボーダーでの協業を通じて、お互いが大きく発展することを目指したいと考えています。」

関連サイト

株式会社アカツキ公式サイト
AET Fund公式サイト
StayAbode公式サイト
The Wedding Brigade公式サイト
Yulu公式サイト

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