繁体字版『キャラスト』の好調や、各種経費削減も黒字に至らず。
株式会社Aiming(以下、Aiming)は、平成30年12月期第3四半期決算を10月26日に発表した。当期の連結経営成績について、売上高は55億1900万円(前年同期比10.6%増)、営業損失は11億2000万円、経常損失は11億4200万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は11億5800万円だった。
経営成績の概況
今期の費用については、共同事業の相手先負担分や、外注費、広告宣伝費の削減で大幅に赤字額を減らすも、黒字回復には至らず。
サービス中の『剣と魔法のログレス』では、他社IPとのコラボやオフラインイベントを行ない、アクティブユーザーの維持と拡大に注力。12月17日に5周年を迎えるということもあり、新ジョブやシナリオを追加し、周年イベントを開催する。
『キャラバンストーリーズ(以下、キャラスト)』については、全世界利用者数が200万人を突破。コラボやオフラインイベントを実施し、新規ユーザーの定着とアクティブユーザーの維持に努めた。繁体字版『キャラスト』が、全体売上に対する売上比率が高く、台湾等の繁体字圏で受け入れられていると感じ、今後の売上推移にも期待しているとのこと。
新規タイトルとしては、株式会社スクウェア・エニックスとの共同タイトル『ゲシュタルト・オーディン』をリリース。株式会社バンダイナムコオンラインとパートナーを組んでいるゲーム『戦国大河』の事前登録を開始した。
また、9月28日には株式会社マーベラスと共同開発契約を締結し、新作スマートフォンゲームの共同開発を行なっている。
以上の結果、平成30年12月期第3四半期の決算は、売上高55億1900万円(前年同期比10.6%増)、営業損失11億2000万円、経常損失11億4200万円、親会社株主に帰属する四半期純損失11億5800万円だった。
第4四半期の業績予想は、以下の通り。
関連サイト
株式会社Aiming公式サイト
平成30年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成30年12月期 第3四半期決算説明会資料