タカラトミー、海外向け「ベイブレードバースト」などの輸出増で営業利益70億円 平成31年3月期第2四半期決算

タカラトミー

「プラレール」など、映像関連商品の販売が国内外で好調。新規・既存商品ともに好調となったことで利益が過去最高額を更新。

株式会社タカラトミー(以下、タカラトミー)は、平成31年3月期第2四半期決算を11月13日に発表した。当期の連結経営成績については、売上高は891億2500万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は70億7200万円(同7.6%増)、経常利益は73億4300万円(同14.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は49億5100万円(同17.2%増)だった。

決算

経営成績に関する説明

国内市場については、定番商品の「プラレール」においてテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」関連商品の販売が好調に推移し、「リカちゃん」ではドールやハウス商品などが好評だった。また、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」が商品力を強化したことで人気を集めた。夏から商品展開をはじめた「L.O.L. サプライズ!」も同じく好評であった。

TOMY Internationalグループについては、農耕車両玩具が堅調に推移し、日本開発商品の「Printoss(プリントス) 、海外商品名:KiiPix」をアメリカや欧州、オセアニア地域で発売。一方で、キャラクター関連玩具の販売が減少したことで海外事業の売上は減少した。

売上高については、国内における「プラレール」や「リカちゃん」などの定番商品や、「L.O.L. サプライズ!」といった新規商品などの玩具販売が好調であったことに加え、「ベイブレードバースト」の海外向け輸出などが増加したことで、前年同期を上回り、過去最高額に迫った。

営業利益に関しては、売上高の増加にともなう売上総利益が増加したことで増加し、経常利益も営業利益の増加に加え、為替差益が増えたことで増加、親会社株主に帰属する四半期純利益も同じく増加した。これにより営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに、過去最高益となった。

以上の結果、当期の連結経営成績は、売上高891億2500万円(前年同期比1.3%増)、営業利益70億7200万円(同7.6%増)、経常利益73億4300万円(同14.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益49億5100万円(同17.2%増)だった。

セグメント別の概況については以下。

セグメント別

関連サイト

株式会社タカラトミー公式サイト
平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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