エクストリーム、保守開発やEPARKテクノロジーズの収益貢献で営業利益1億円 平成31年3月期第2四半期決算

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スマートフォンを中心とした開発案件の受注が安定に推移し、2553プロジェクトが稼働。利益率低下も、売上高は右肩上がり。

株式会社エクストリーム(以下、エクストリーム)は、平成31年3月期第2四半期決算を11月14日に発表。連結経営成績については、売上高は26億3900万円(前年同期比61.9%増)、営業利益は1億1600万円(同22.6%減)、経常利益は7700万円(同48.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2500万円(同71.3%減)だった。

決算 決算 売上推移

経営成績に関する説明

ゲーム、スマートフォンアプリ、WEB、IT企業などへ自社社員が顧客先に常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」「その他事業」を積極的に展開し取り組んできた。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高26億3912万円(前年同期比61.9%増)、営業利益1億1634万円(同22.6%減)、持分法による投資損失を計上したことで経常利益7702万円(同48.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2597万円(同71.3%減)だった。

セグメントごとの経営成績は以下。

ソリューション事業
ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供。

当第2四半期連結累計期間は、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移。それにより、人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は2553となった。

上記の結果、売上高は15億1318万円、セグメント利益は3億7840万円だった。

受託開発事業
主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM (Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式で受託、納品するサービスを提供。案件種別では新規と既存(保守開発)に大別。また、5月に子会社化した株式会社EPARKテクノロジーズ(以下、EPARKテクノロジーズ)も本事業に含まれる。

当第2四半期連結累計期間は、大型の新規案件受注はなかったが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、EPARKテクノロジーズの収益が加わったことで、業績に一定の貢献をした。

上記の結果、売上高は11億1481万円、セグメント利益は1637万円だった。

その他事業
その他は、「ソリューション事業」「受託開発事業」に含まれない事業セグメント。具体的には、ゲーム運営のほかに、自社保有のゲームタイトルまたはキャラクターなどをさまざまな商材へ使用許諾を行なうライセンス事業が含まれている。

当第2四半期連結累計期間は、国内や海外向けゲーム配信許諾のライセンス収益が発生した。

上記の結果、売上高は2462万円、セグメント利益は2096万円だった。

関連サイト

株式会社エクストリーム公式サイト
平成31年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年3月期第2四半期決算説明資料

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