『LoL』のキャラクター アッシュを描いた長編コミックを制作。12月19日から『LoL』公式サイトで配信し、2019年5月に両社共同で出版。
合同会社ライアットゲームズ(以下、ライアットゲームズ)は、マーベル・エンターテインメント(以下、マーベル)共同で、ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)』のコミックとグラフィックノベルを出版することを発表した。
『LoL』第1弾作品として、『LoL』に登場するキャラクターのなかでも最初期から親しまれるアッシュを描いた長編コミック『アッシュ:アヴァローサンの戦母(仮)』を発売。
ルーンテラと呼ばれる世界内にある、極寒の土地フレヨルドを舞台に、アッシュをはじめとした『LoL』の人気キャラクターたちが登場する予定だ。
作品は、ライアットのライターであるOdin Austin Shafer氏が物語を担当し、有望な新人に送られるアメリカの賞「Russ Manning Award」でMost Promising Newcomer賞にノミネートされたNina Vakueva氏がアートを描く。
マンガは、12月19日から『LoL』公式サイトとデジタルプラットフォームで月刊配信。2019年5月には、グラフィックノベルとしてマーベルとライアットから出版される予定だ。
本共同制作の発表に当たり、マーベルの編集長であるC.B. Cebulski氏と、ライアットゲームズのクリエイティブデベロップメント部門代表Greg Street氏がコメントを発表した。
マーベル 編集長 C.B. Cebulski氏
「ゲームコミュニティの人たちは物語に強い関心を持っているという点で、マーベル・コミックのファンやマーベル・ユニバースが好きな人たちと相通じるものがあります。リーグ・オブ・レジェンドは業界でも屈指の知名度を誇るゲームで、その独特な世界観や個性豊かなキャラクターはコミックにピッタリと言えるでしょう。ライアットと協力してリーグ・オブ・レジェンドの世界を描けること、そしてそれを世界中のプレイヤーやファンの皆さんにお届けできることを大変うれしく思います。」
ライアットゲームズ クリエイティブデベロップメント部門代表 Greg Street氏
「物語を語る手段として、コミックというフォーマットはとても気に入っています。コミックなら、ルーンテラを“読む”だけでなく“見る”ことができるからです。リーグ・オブ・レジェンドのユニバースとマーベル・ユニバースの共通点は、非常に多彩なバックグラウンドを持ったキャラクターたちだと思います。マーベルはコミックを通して世界を表現することに成功しており、その数々の素晴らしい物語は高い評価を受けています。そんなマーベルと一緒にリーグ・オブ・レジェンドの物語を語れるというのは、本当に楽しみです。」
マンガ概要
タイトル:アッシュ:アヴァローサンの戦母(仮)
ストーリー
厳しい自然に囲まれた北の大地に生まれたアッシュは、氷に覆われた故郷との魔力的な繋がりを持つ戦士「アイスボーン」だが、その肩に母親の過度の期待が重くのしかかっている。古い神話の隠された真実を追い求める狂信的な母と危険な旅路につく部族の民、その先に待つのは、絆の崩壊。そしてすべてが白日の下に晒される時、ルーンテラはもはや彼らの知る世界ではなくなる。若きアッシュは民を率いる長となることができるのか。あるいはその運命は、空っぽの夢に過ぎないのだろうか。
ストーリー:Odin Austin Shafer
アート:Nina Vakueva
レタラー:Cardinal Rae
ISBN:978-1-302-91856-9
発売日:2019年5月予定
※グラフィックノベルの購入方法は、決定しだい LoL オフィシャルサイトでご案内します。
関連サイト
ライアットゲームズ公式サイト(海外サイト:英語)
マーベル公式サイト(海外サイト:英語)