トーセ、「Nintendo Switch」向けの開発売上が伸長したが営業損失5800万円 2019年8月期第1四半期決算

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「Nintendo Switch」向けの開発売上が増加した一方、開発費やコンサート費用などの管理費増で利益は減少。

株式会社トーセは、2019年8月期第1四半期決算を1月10日に発表。当期の累計連結経営成績について、売上高は8億5200万円(前年同期比18.8%増)、営業損失5800万円(前年同期は営業損失4700万円)、経常損失3500万円(前年同期は経常損失3600万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3400万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3800万円)だった。

決算 ハイライト セグメント概況

経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間の業績は、「Nintendo Switch」向けの開発売上が伸長。開発完了タイトル数は、家庭用ゲーム機向け1タイトル、パソコン向け2タイトル、スマートフォン向け2タイトルの合計5タイトルとなった。

利益面については一般管理費が増加した。

以上の結果、売上高は8億5200万円(前年同期比18.8%増)、営業損失5800万円(前年同期は営業損失4700万円)、経常損失3500万円(前年同期は経常損失3600万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3400万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3800万円)だった。

セグメント毎の業績は以下の通り。

デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルコンテンツの企画や開発、運営などの受託を行なっている。

ゲームソフト関連の売上は、「Nintendo Switch」向けの開発売上が伸長した結果、3億43百万円(前年同期比155.0%増)となりました。

モバイルコンテンツ関連については、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が伸長。しかし、前年同四半期に比べて開発売上が減少した。それにより、売上は3億9300万円(前年同期比20.4%減)だった。

パチンコ・パチスロ関連は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続くことが予想される中、適切な人員配置を行なうため、ゲームソフト関連やモバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した。その結果、売上は3100万円(同25.1%減)だった。

上記の結果、売上高7億6800万円(同14.5%増)、営業損失2600万円(前年同期は営業損失3600万円)となった。

エンタメ売上

その他事業
SI事業、子会社の株式会社フォネックス・コミュニケーションズ(以下、フォネックス・コミュニケーションズ)による家庭用カラオケ楽曲配信事業、コンサート事業やクレーンゲーム事業などの新規事業を展開している。

当第1四半期連結会計期間については、子会社のフォネックス・コミュニケーションズにてコンサート事業をスタート。

上記の結果、売上高は8400万円(前年同期比81.5%増)となったが、コンサート事業に係る費用が売上を大きく上回ったことで、営業損失3100万円(前年同期は営業損失1100万円)とだった。

2019年8月期の連結業績予想については、2018年10月5日に発表した内容から変更はない。

業績予想

関連サイト

株式会社トーセ公式サイト
2019年8月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月期第1四半期決算説明資料

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