【レビュー】『Disney クロッシーロード』人気ゲームがディズニーとコラボ! 単純なのに何度も挑戦したくなるスクロールアクション

 2014年にリリースされ、世界中で人気を集めているアクションゲーム『クロッシーロード』。そのクセになるゲーム性はそのままに、ディズニーキャラクターがたくさん登場するのがこの『Disney クロッシーロード』だ。

タイトル画面

◆タップで障害物をかわし、目指せハイスコア!

『クロッシーロード』はブロック状のキャラクターを動かし、ひたすらステージの先を目指していくシンプルなゲーム。画面はゆっくりスクロールしているので、画面下部に巻き込まれないようにタップで前進、スワイプで前後左右に一歩ずつ移動しながら進んでいく。車や電車、川などの障害物も多数出現するので、ときには慎重に、ときには大胆に切り抜けなくてはならない。

 この障害物がなかなかの曲者で、安全なタイミングをのんびり待っていると画面外に連れ去られてゲームオーバーだ。かといって焦れば車にぶつかるし川には落ちてしまうしで、なかなか前に進めない。しかし障害物は決して理不尽な出現をすることはなく、「もう1回!! 次こそは!」と乗せられてしまう絶妙なバランスに仕上がっている。

障害物
▲障害物は決まった間隔で出現せず、スピードもまちまち。しかしきちんと見極められれば避けることは可能。

スコア
▲これまでに進んだ距離などが、ステージごとに記録されている。画面の左上やステージ内に表示されるので、ハイスコア更新を目指そう。

 操作をミスして障害物に当たると、ブロック状のキャラクターはペチャンコになったりバラバラに砕けたりしてしまう。この瞬間がポラロイド写真のように切り取られるので、SNSで共有すれば「ミスったー!」という悲しい気持ちも少しは紛れる……はず。

ミス
▲ここまで粉々になってしまうと、いっそ清々しい。プレイ中の画面とは少し異なる角度で撮影されるので、またひと味違った散り際にみえてくる。

◆キャラクターやBGM、ステージまでディズニーファンにはうれしい要素が満載

 ディズニー版では、操作キャラクターにミッキーやドナルドなどおなじみのキャラクターが100体以上登場。収録されている作品は『ズートピア』や『シュガー・ラッシュ』といった記憶にあたらしいものを始め、『ミッキー&フレンズ』『トイ・ストーリー』『ホーンテッドマンション』『ライオン・キング』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『インサイド・ヘッド』など、とにかく充実したラインナップとなっている。

ブロック
▲ブロックになっても、特徴的なデザインはそのまま。見た目以外に差はないので、気に入ったものを使っていこう。

 キャラクターは課金で購入するほか、ステージに落ちているコインを100枚集めると回せるガチャで手に入る。1枚ずつコインを回収するのはだいぶ骨が折れるものの、プレゼントや動画視聴でも手に入るので、これらにも期待しよう。

 選んだキャラクターの作品ごとにステージのギミックが変化。作品のイメージを上手く取り入れたステージデザインにも注目で、オリジナルを知っているほど楽しめるのは間違いない。8bitサウンドにアレンジされたBGMも作品のファンほど新鮮に感じられるはずだ。

シュガー・ラッシュ
▲『シュガー・ラッシュ』はピンク色のデザイン。ここでは配置されたお菓子のオブジェクトを回収すると、スコアが伸びていく。

 簡単操作ながら、何度も繰り返し遊んでしまう中毒性の高さが魅力の『Disney クロッシーロード』。ディズニー好きはもちろん、カジュアルなアクションゲーム好きにもオススメだ。

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