【ウチの姫さまがいちばんカワイイ プレイ日記】ボクの姫さまがいちばんカワイイ!

 みなさん『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』ってどんなゲームだかわかりますか?

 いやいやいや、お前『ウチ姫』のプレイ日記なんてものをずっと書いてきて今更なにを言ってるんだって感じなんですが、少し考えてみてほしいんですよ。

 もし仮に、今この瞬間に記憶喪失になって記憶がすっからかんとなくなってしまったとして、はたして『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』という言葉から『ウチ姫』がどういうゲームなのか理解できるのか。タイトルだけで「カエルを弾くピンボールなんだな」と理解できる人はおそらく存在しないんじゃないかなって思うんですよ。

 名は体を表すということわざもあるように、作品のタイトルにはそのゲームの本質が表現されていると考えてもなんらおかしくありません。だから『ウチ姫』の本質もピンボールではなく「カワイイ姫さまを愛でる」ところにあるんじゃないかと。そう思うわけなんです。

 そんなわけで今回はゲーム部分ではなくビジュアル部分に焦点を当て、「超個人的カワイイ姫さまランキングTOP5」を公開していこうかなと思います!

◆第5位 ……姫? ジェリー・レモン

ジェリー・レモン
▲なぜ「……姫?」と疑問符が付いてるのかといえば、それは“彼女”が“彼”だからです。

「見た目は完璧美少女なのに性別は男」という一部の人間に絶大な人気を誇るジャンル、“男の娘”。僕も大好物のジャンルです。男でもいい。いや、むしろ男だからこそいい! 禁断の世界への扉を開いてしまいそうになるのも彼のかわいさゆえ……。

◆第4位 乳業姫 ミル・ホルスタイン

ミル・ホルスタイン
▲デカァァァァァいッ、説明不要!!

『ウチ姫』で一番セクシーな姫さまは誰か、というアンケートを取ったら間違いなく彼女が1位になるでしょう。スタイルもさることながら「どうやってストアの審査を通過したんだ?」と思うような過激すぎる衣装が特徴です。そのくせ彼女は自分の魅力を自覚していないんだからずるいとしか言いようがない。

◆第3位 女王姫 クィーン・マリー

クィーン・マリー
▲マリー様は女王であり、そして“女王様”でもあるのです。

 紹介ページを開くと「昼間は女王だが、夜になると身分を隠して“歓楽街の怪しい店”で女王様と呼ばれている」という凄まじい設定が出迎えてくれます。可能な限りオブラートに包んだにも関わらず「歓楽街の怪しい店」がどんな店なのかわかってしまうあたり、「これはやべえぞ」としか言えませんね。筋金入りのマゾヒストとしては進化後の見下してくるようなイラストが最高で、一生眺めていられます。

◆第2位 双頭犬姫 オルトロス

オルトロス
▲見た目のかわいさもトップクラスですが、切ない設定がたまりません。

 力が強くなっていくにつれ肉体が退化し、精神も野生化していくという特殊な種族の姫さま。画像左の進化前(SR)と右の最終進化後(SR++)を見比べればわかるように、実際に進化させていくたびに見た目や発言が幼くなっていきます。

 肉体が幼くなるだけでなく自分の理性すら残るかどうかわからない。それにも関わらず、王子のために力を開放することを決意した彼女のセリフには誰もが涙してしまうでしょう。

「まともに判断できるうちに言っとく。あんたと冒険できて、私は楽しかったわ!」

◆第1位 死神姫 モリガン・ルフェイ

モリガン・ルフェイ
▲僕の好みを具現化したら彼女になります。

 たとえば「脳みそに端子を接続したらその人物の理想の女性の姿がモニターに浮かび上がる機械」があったとします。その機械に僕の脳みそを接続したとき、画面に表示されるのが彼女です。

 彼女こそ僕が『ウチ姫』で一番好きなキャラであり、僕が『ウチ姫』を始めることになった理由です。鋭く、冷たい目つきに射抜かれた結果、こうして『ウチ姫』のプレイ日記なんてものを書くにまで至ったんですよね。

 僕の彼女に対する愛はあまりにも深すぎ、ここで語るには時間が足りなさ過ぎるのでひと言だけ記しておきましょう。モリガン・ルフェイがいちばんカワイイ!

 ……というわけで、独断と偏見に満ちたランキングをお送りしたわけですが、いかがでしたか? もちろんランキングが僕とまるきり同じなんて人はまずいないでしょう。何と言っても多種多様なニーズに答えられるほどたくさんの姫さまがいるのが『ウチ姫』の素晴らしい点ですからね!

 それでですね、察しのいい人はもうお気付きかと思われますが、約半年続いたこの連載、今回で最終回となります。

 しかしまあ、この連載は終わりますが『ウチ姫』自体はAndroid版配信800日記念なんてイベントもやってるくらいですから、まだまだ続いていくはずです。僕も『ウチ姫』を引退するわけではないので、しれっとマルチ部屋を立ててるのを見かけるかもしれません。そんなときは「あの野郎まだやってやがんな」と協力してあげてください。

 それでは、またいつか、どこかでお会いしましょう!