アカツキ、『ドッカンバトル』や『ロマサガ リ・ユニバース』の好調で営業利益83億円 2019年3月期第3四半期決算

バンナムやスクエニとの協業タイトルが好調に推移。『ドッカンバトル』については、グローバルにおける長期、大規模運営のノウハウが蓄積。

株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、2019年3月期第3四半期決算を1月31日(木)に発表。当期連結経営成績については、売上高185億9600万円(前年同期比16.4%増)、営業利益83億200万円(同5%増)、経常利益82億3700万円(同5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益57億7500万円(同2%増)だった。

決算 サマリー 決算概要

経営成績に関する説明

モバイルゲーム事業については、より高いクオリティとユーザー体験にこだわり、タイトルを厳選して開発、運用していく方針の下、既存タイトルの堅実な運用と新規タイトルの開発に努めてきた。

主力タイトルである株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』については、グローバルで長期、大規模運営のノウハウがさらに蓄積。2018年8月から実施した2.5億ダウンロードイベントが国内外で好調に推移した。

新規タイトルの開発については、株式会社スクウェア・エニックスとの協業タイトル『ロマンシング サガ リ・ユニバース』を12月6日にリリースし、初月に1000万ダウンロードを突破、ストアセールスランキング(App StoreまたはGoogle Playのセールスランキング)も最高2位を獲得するといった、順調な滑り出しとなった。

アカツキ 海外ゲーム

一方、アカツキグループのライブエクスペリエンス事業(以下、LX事業)については、リアルエンターテインメント領域への取り組みを積極的に行ない、2017年11月に買収した2社(株式会社ASOBIBA及び株式会社アプト)を2018年4月1日に経営統合し、株式会社アカツキライブエンターテインメントとして、第1四半期連結会計期間から連結子会社化した。

LX事業

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高185億9600万円(前年同期比16.4%増)、営業利益83億200万円(同5%増)、経常利益82億3700万円(同5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益57億7500万円(同2%増)となった。

2019年3月期の業績見通しについては、適正かつ合理的な数値の算出が困難なため、開示しない方針だ。

関連サイト

株式会社アカツキ公式サイト
2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年3月期第3四半期決算説明資料