新作ゲームの開発や海外展開への投資で利益が大きく減少。「消滅都市」のアニメ化や海外展開で認知度拡大を狙う。
グリー株式会社は、2019年6月期第2四半期決算を2月4日(月)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高358億8500万円(前年同期比12.6%減)、営業利益25億8100万円(同48.7%減)、経常利益29億5400万円(同48.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益22億3700万円(同42.5%減)だった。
経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間については、主力のゲーム・エンタメ事業で、既存のスマートフォン向けゲームアプリの継続的な運営と海外展開への準備をしつつ、新規タイトルの開発を進め、既存タイトル2本の海外展開並びに展開エリアの拡大を実現した。
また、当第2四半期連結累計期間においては、為替相場が円安に推移したことによる、為替差益と関係会社株式売却益及び投資事業組合運用益を計上した。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるグループの業績は、売上高358億8500万円(前年同期比12.6%減)、営業利益25億8100万円(同48.7%減)、経常利益29億5400万円(同48.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益22億3700万円(同42.5%減)となった。
連結業績見通しについては、2019年6月期第2四半期連結累計期間の実績と最近の業績動向を踏まえ、2019年6月期第3四半期(累計)の売上高は523億85~533億8500万円、営業利益は28億81~33億8100万円、経常利益32億54~37億5400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益22億37~27億3700万円を見込んでいると発表した。
関連サイト
グリー株式会社公式サイト
2019年6月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月期第2四半期決算説明会資料