ゲームを中心に自社製ミドルウェアのライセンス売上が拡大。医療・ヘルスケア分野でも大型開発案件が順調に推移。
株式会社CRI・ミドルウェア(以下、CRI・ミドルウェア)は、2019年9月期第1四半期決算を2月7日(木)に発表した。当期連結経営成績については、売上高は4億7400万円(前年同期比54.7%増)、営業利益は1億3500万円(同704.7%増)、経常利益は1億3800万円(同675.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9500万円(同553.3%増)だった。
経営成績に関する説明
CRI・ミドルウェアグループは、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力している。
主力のゲーム分野においては、自社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」の国内ライセンス売上が、スマートフォン向けを中心に好調に推移した。
組込み分野では、業務用エンターテイメント機器向けの開発がほぼ横ばいで推移したこと、車載向けや家電、IoT向けが好調に推移したことで増加した。
医療・ヘルスケア分野は、前期に受注したクリニック向け大型開発案件が順調に推移している。
新規分野については、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO(ライブアクトプロ)」のSaaS型売上が着実に増加し、動画向けソリューション「CRI DietCoder(シーアールアイダイエットコーダー)」に関しては監視カメラ向けが堅調に推移している。
2018年5月に完全子会社化した株式会社ウェブテクノロジについては、販促面での連携を強化し、顧客への提案強化に取り組んでいる。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は4億7430万円(前年同期比54.7%増)、営業利益は1億3555万円(同704.7%増)、経常利益は1億3836万円(同675.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9573万円(同553.3%増)となった。
関連サイト
株式会社CRI・ミドルウェア公式サイト
2019年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年9月期第1四半期決算補足説明資料