ミクシィ、上場企業買収も見据えたM&A包括連携協定をXTech株式会社と締結 

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M&Aを専門とするXTechの知見をいかして、デジタルエンターテインメント領域とメディア領域など、重点領域の急成長を目指す。

株式会社ミクシィ(以下、ミクシィ)は、XTech(クロステック)株式会社(以下、XTech)と、重点領域の成長加速を目的としたM&Aに関する包括連携協定を締結したことを発表した。

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XTechは、既存産業×テクノロジーの新規事業創出をコンセプトに2018年1月に設立した企業。代表の西條晋一氏、子会社XTech Ventures共同創業者の手嶋浩己氏を筆頭にシナジー創出に高いノウハウを持ち、有望事業の経営、発掘を得意としている。

ミクシィは、今回締結した協定に基づき、XTechをM&Aに関する戦略パートナーとして迎え、M&A検討の加速やデューデリジェンスの精度向上、経営統合の仕組み化などを推進。ポートフォリオ拡大の手法に厚みを持たせることにより、M&A体制を強化する。

さらに、最大300億円を今後のM&Aに振り分け、新しい事業の機会獲得を推進する。

包括連携協定の主な内容は以下。また、ミクシィ代表取締役社長の木村弘毅氏とXTech代表取締役の西條氏がコメントを発表した。

包括連携協定の主な内容
・初期検討に関する事項
・デューデリジェンスに関する事項
・PMI(Post Merger Integration:M&A(合併・買収)後の統合プロセス)に関する事項

重点領域
・デジタルエンターテインメント領域
・メディア領域
上記スタートアップ、上場企業も視野に含む

ミクシィ 代表取締役社長 木村弘毅氏
「この度、XTech社を戦略パートナーとして迎えられたことを非常に心強く思います。XTech社のM&Aにおける高い知見とネットワークを活かし、事業領域拡大を進め、企業価値の向上を目指します。」

XTech 代表取締役 西條晋一氏
「これまでIT業界のM&Aでは、仲介業者のマッチングの精度の低さや、M&A成立後のPMIが上手くいかないといった課題がありました。XTech社では新規事業創出、ベンチャー投資、M&AおよびPMIを自らも実行中であり、これらのノウハウを駆使し、ミクシィ社の成長戦略に最大限に貢献してまいります。」

関連サイト

株式会社ミクシィ公式サイト
XTech株式会社公式サイト

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