クリエイターニンジャ、VTuber「藍兎らび」の事業運営を株式会社冬寂に譲渡

デビューから約2か月で活動停止したVtuberが復活。アニメイトグループ子会社クオリティコンフィデンスが支援も発表。

クリエイターニンジャ株式会社（以下、クリエイターニンジャ）は、CG・映像制作・ソフトウェア開発を手がける株式会社冬寂（以下、冬寂）にバーチャルYouTuber（以下、VTuber）「藍兎らび」の事業運営を譲渡したことを発表した。

今後は、クリエイターニンジャと冬寂の2社に加えて、「藍兎らび」の展開支援を表明したクオリティコンフィデンスを加えた3社で業務提携を締結し、「藍兎らびプロジェクト」を推進していくとのこと。

クリエイターニンジャは、国内YouTubeチャンネルを網羅した独自データベースにより、分析データを提供するダッシュボード「TUBERS（チューバーズ）」の開発を手掛けている企業で、2018年3月に「月から来たバーチャルアイドル」として「藍兎らび」をデビューさせたが、想定していた動画の数字を大幅に下回り、なかなか結果が出せなかったため、5月24日に新しい運営先の募集を開始すると同時に、一時「藍兎らびプロジェクト」は活動を停止していた。

そこに3DCGや3Dライブに強みを持つ冬寂が手を上げ、今回の活動再開につながったようだ。

今後、冬寂が保有する独自の運営ノウハウとともに、クリエイターニンジャの「TUBERS」においてユーザー視点からも利便性の向上と機能の拡充を施し、魅力的なツールやサービスを提供を目指していくほか、クオリティコンフィデンスが持つ、アニメやゲームといったコンテンツ制作の強みをいかし、オリジナルIPとして「藍兎らびプロジェクト」を推進していくとのこと。