ゲームが仕事になる時代にあわせて法人化。オンライン・オフラインを問わず、イベントや大会を通じてeスポーツ文化の魅力を伝えていく。
株式会社スサノオ(以下、スサノオ)は、京都を中心としてeスポーツ活動を行なう新法人として「株式会社スサノオ」を2月27日(水)に設立したことを発表した。
スサノオは京都を拠点としており、京都から世界に向けてeスポーツ文化を発信していくことを目的に設立された企業。法人化以前よりeスポーツチーム「京都スサノオ」のメンバーとともに、対戦格闘ゲームを中心に世界各地のeスポーツ大会に出場し、その模様をインターネットを通じて紹介してきた。
今回の法人化にあわせて、「ストリートファイターII ターボ」の大会で優勝経験がある中野貴博(中野サガット)氏が代表取締役に就任し、株式会社第0印象の代表取締役 松石和俊氏をFounder兼取締役への就任を発表。加えて、eスポーツ業界に明るい、株式会社Next Keyman代表取締役の日淺二郎氏、株式会社PACkage代表取締役の山口勇氏を招聘して、体制を整えることで、eスポーツ業界を支えていける会社を目指す。
今後は、オンライン・オフラインを問わずeスポーツ種目における関連イベントや大会などを通じて、地域コミュニティーのみならず、さまざまな人と交流を深めながら、より多くの人々にeスポーツ文化の魅力を伝えていく。
4月下旬にはeスポーツ専門施設の開設を予定しており、和文化グッズの販売や中小企業へのコンサルティングなども行なう計画だ。
本発表にあわせ、スサノオ代表取締役である中野氏が以下のコメントを発表した。
株式会社スサノオ 代表取締役 中野貴博氏
「eスポーツの先駆けとも呼ばれている大会で優勝し、夢は叶っても、誰にも褒められることのない時代を経験してまいりました。現在、ゲームは競技となり、また、仕事になる時代へと変わりました。「京都スサノオ」が、そのような夢を追う若者の夢を叶えられるきっかけになればという想いから、設立を決意しました。」