サンリオ、ハローキティ初のハリウッド映画化を発表 ワーナー・ブラザース映画が全世界配給

サンリオ

「ロード・オブ・ザ・リング」や『ランペイジ 巨獣大乱闘』などを手掛けた映画制作会社がサンリオキャラクターを映画化。

株式会社サンリオ(以下、サンリオ)とワーナー ブラザース ジャパン合同会社(以下、ワーナージャパン)は、ハローキティをはじめとするサンリオキャラクターの全世界映画デビューの企画が進んでいることを発表した。

制作は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作などで知られるニュー・ライン・シネマ社と、映画製作プロダクションのフリン・ピクチャー社の2社が担当し、プロデューサーはフリン・ピクチャー社のボー・フリン氏、エグゼクティブ・プロデューサーはウェンディ・ジェイコブソン氏が務めるとのこと。

サンリオ映画化

今回の映画化企画は、サンリオ、ニュー・ライン・シネマ、フリン・ピクチャーの3社が結んだパートナーシップによって実現したという。配給はアメリカのワーナー・ブラザース映画が手掛け、日本以外のファンは初めてハローキティを映画館で楽しんでもらえることになる。

映画の形式(実写、アニメ、CG など)や公開時期に関しては明らかにされていない。

本発表に伴い、サンリオの代表取締役社長である辻信太郎氏ら関係者が以下のコメントを寄せている。

株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻信太郎氏
「友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております。」

ニュー・ライン・シネマ社 プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー リチャード・ブレナー氏 プレジデント兼チーフ・コンテント・オフィサー キャロリン・ブラックウッド氏 共同コメント
「私たちはサンリオとともに、この世界中で愛されてやまないキャラクターの映画化に携われることを大変嬉しく思っております。このような時代を超える知的財産の可能性を探求できる機会を得たことは、大変な名誉で貴重なものと感じています。ハローキティと彼女の仲間たちは数十年にも渡り世界共通の文化の一部となっており、今後彼女がこの新しい冒険でどこへ向かうのか、とても楽しみにしています。」

フリン・ピクチャー社 社長 ボー・フリン氏
「ハローキティは過去 40 年以上の間、世界中で最も愛されているキャラクターの一つです。この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております。そして、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザース映画という長年のパートナーと共に実現できるのは夢のようです。ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います!」

ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美氏
「ハローキティの映画を製作配給する機会をワーナー・ブラザース映画にいただけたことを誇りに思い、大変感謝しております。サンリオとワーナー・ブラザース映画が世界的に提携する事で、ハローキティの素晴らしい映画が生まれ、そしてハローキティがさらに世界中の多くの人々に愛され、お互いのビジネスがより大きく発展していく事を確信しております。

関連サイト

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