イベントの開催権利の取得者に、展示物の設計図やデータを共有・販売することで、海外など遠隔地でも同様のイベント開催を実現。
株式会社電通（以下、電通）は、「カードキャプターさくら展 －魔法にかけられた美術館－（以下、CCさくら展）」の日本含む全世界でのフォーマット販売権（権利取得者に展示会のコンセプト、設計図、データを共有し、権利取得者が現地で制作を行なう手法）と、スポンサーセールス権を獲得したことを発表した。
カードキャプターさくら」のキービジュアルと東京展の様子
「カードキャプターさくら（以下、CCさくら）」は、1996年から2000年に月刊少女マンガ誌「なかよし」で連載されて作品。2016年には16年ぶりの新連載「カードキャプターさくら クリアカード編」がスタートし、2018年にはアニメ放送されるなど、幅広い世代の多くのファンに愛されている人気作品だ。
CCさくら展は、作品に登場するバトルコスチュームや、原作者であるCLAMP（クランプ）が描いた貴重な原画、複製原画などが展示され、2018年10月から行なわれた東京展では3ヵ月で14万人が来場する盛況をみせたことから、2019年6月に大阪で開催される同様のイベントでも集客が期待されている。
「CCさくら」は海外でも複数言語に翻訳され、15ヵ国以上で読まれている。電通では国内外のグループ会社と連携し、今回獲得したフォーマット販売権やスポンサーセールス権を利活用しながら、各国の企業や文化機関、エンターテインメント施設などに対してサービスの提供を目指していく。
(c)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.／講談社
(c)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD.／カードキャプターさくら展製作委員会
