秋葉原の鉄道模型専門店「F MODELS」で鉄道模型を販売していたF&MOKEIが破産申請

鉄道模型

鉄道模型を走行させるガレージの敷設や倉庫の設置などの経費が負担に。仕入先からの商品供給を受けられなくなったことで事業継続を断念。

鉄道模型の店頭販売や通販を手掛けていたF&MOKEI株式会社(以下、F&MOKEI)が、4月2日に東京地裁へ破産申請を行なったことが、株式会社東京商工リサーチのTSR速報で明らかになった。負債総額は債権者63人に対して1億9600万円。

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F&MOKEIは、秋葉原の鉄道模型専門店「F MODELS」の屋号で店頭販売と通信販売を手掛けていた企業。地域最大級の面積と品揃えを誇り、1フロア全体に鉄道模型を走らせるジオラマスペース「8BANSEN」を設置しており、全国から鉄道ファンが集うことでも知られていた店舗だ。

2017年8月期には売上高約4億5000万円を計上していたが、鉄道模型を走行させるガレージの敷設や倉庫の設置など、諸経費負担が重荷となり、直近2期連続で赤字決算に陥っていた。その後も、業況悪化から資金繰りが厳しくなり、仕入先への支払いが滞る事態が散発。顧客からの前受金で予約を受けていたが、仕入先からの商品の供給を受けられなくなったことで、事業継続を断念した。

関連サイト

株式会社東京商工リサーチ

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