enish、開発コストの先行で赤字拡大 営業損失3億9200万円 2019年12月期第1四半期決算

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『欅のキセキ』の好評も安定した収益が得られず、新規タイトル2本の開発コストの増大で赤字が拡大。

株式会社enishは、2019年12月期第1四半期決算(日本基準)(非連結)を4月26日に発表した。当第1四半期累計期間の業績は、売上高が11億500万円(前年同四半期比27.0%減)、営業損失は3億9200万円(前年同期は営業損失9700万円)、経常損失は3億9300万円(前年同期は経常損失1億200万円)、四半期純損失は3億9800万円(前年同期は四半期純損失1億700万円)だった。

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経営成績に関する説明

当第1四半期累計期間においては、欅坂46・日向坂46公式ゲームアプリ『欅のキセキ』で、引き続きユーザーの高い評価を獲得し、累計400万ダウンロードを突破した。今後もより多くのユーザーに楽しんでもらえるよう、機能の追加や魅力的な施策を実施し、収益基盤の安定化に努める。

『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』は、サービス開始から8年経過した現時点でも収益水準を維持している。今後もよりきめ細やかな対応で、ユーザーの満足度向上に努める。

当事業年度においては、自社のノウハウを生かしたオリジナルタイトル『De:Lithe(ディライズ)~忘却の真王と盟約の天使~』と、「HiGH&LOW」シリーズ初となる公式ゲームアプリ『HiGH&LOWTHEGAMEANOTHERWORLD』のリリースに向け鋭意開発中であり、この開発コストが計上されている。

また、上海晨之科信息技术有限公司(本社:上海、以下MorningTec)とゲームアプリを共同開発し、日本のみならず全世界で配信すること、並びにMorningTecが開発するゲームアプリをローカライズし、日本で配信することについて合意した。その第1弾として『Equinox(エキノックス)~侵食されたセカイ~)』を日本国内でも配信する準備を進めている。

この結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高は11億500万円(前年同四半期比27.0%減)、営業損失は3億9200万円(前年同期は営業損失9700万円)、経常損失は3億9300万円(前年同期は経常損失1億200万円)、四半期純損失は3億9800万円(前年同期は四半期純損失1億700万円)となった。

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