アクセルマーク、ゲーム事業の事業構造の転換などの影響で営業損失2億円 2019年9月期第2四半期決算

ゲームの開発中止や運営中タイトルから想定していた収益回収が見込めなくなったことで特別損失を計上。広告事業は増収増益。

アクセルマーク株式会社(以下、アクセルマーク)は、2019年9月期第2四半期決算を5月14日(火)に発表した。当期の連結経営成績については、売上高14億4400万円(前年同期比22.6%増)、営業損失2億8700万円、経常損失2億9200万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は7億7800万円だった。

決算 サマリー

経営成績に関する説明

アクセルマークグループは、当連結会計期間において、これまでの事業進捗などを踏まえて、ゲーム事業の事業構造の転換に着手。さらに、and Experience事業における投資領域を絞り、経営資源を集中させる運営体制の変更を実施。それにより、翌連結会計期間から収益とのバランスが取れた費用のコントロールができ、収益成長がはかれる体制の構築を進めてきた。

セグメントサマリー

利益に関しては、開発中であったゲームタイトルの開発中止に係る固定資産と運用中のゲームタイトルに関して当初想定していた期間内での収益回収が見込めなくなった固定資産の減損損失4億8287万円を特別損失として計上した。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高14億4445万円(前年同期比22.6%増)、営業損失2億8704万円(前年同期は1億8532万円の営業損失)、経常損失2億9299万円(前年同期は1億8974万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は7億7858万円(前年同期は1億9120万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。

セグメント毎の業績は以下。

ゲーム事業
ゲーム事業において、運用中の『幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル』は、中長期的な収益拡大をはかることを目的に、機能追加や改善を伴うアップデートを断続的に実施。それにより、各種KPIが向上し、プラットフォームにおける評価も高まった。

開発を進めてきた『終幕彼女(エンドロール)』は、今後の開発費やプロモーション費に多額の資金を要する一方で、JRPGの主軸がオリジナルモチーフからIPタイトルへと移っていく環境を踏まえ、自社単独でのゲーム開発の中止を決定。今後は、and Experience事業において、キャラクターやシナリオを活用したIP化を進めていく予定だ。

ゲーム事業

開発中の『COLOR PIECEOUT(カラーピーソウト)』は、3月19日からサービス開始前の最終調整を目的に、国内でオープンβテストを実施。ユーザーの利用動向を通じたゲームシステムや機能、各種KPIの確認を実施し、想定を上回るKPIで推移するとともに、機能やシステムに関するフィードバックをもとにサービス開始に向けて、最終調整を行なっている。

『コントラクトサーヴァント-CARD GAME-』は、サービス開始に向けて開発体制を強化しており、開発費用などが増加した。

以上の結果、売上高は4億5142万円(前年同期比27.5%増)、セグメント損失は1億8091万円(前年同期は8585万円のセグメント損失)となった。

広告事業
アドネットワーク「ADroute」において、新たにPC向け広告配信サービスを開始した。それにより、既存顧客中心に取引が増え、既存のスマートフォン向けサービスでは、広告効果の最適化・最大化することができたことで、売上高が堅調に推移した。

また、「トレーディングデスク」は、案件数が増加するとともに、スポットでの大型案件を受注したことで売上が大きく伸長し、広告事業として過去最高の四半期売上高を記録した。

上記の結果、売上高は9億2695万円(前年同期比18.7%増)、セグメント利益は4322万円(前年同期比10.1%増)となった。

and Experience事業
オンラインくじサービス「くじコレ」については、大きく販売数を伸ばすくじも出てきており、これまでの実施を通じて得たノウハウをもとに営業と運用体制を強化し、今後の実施回数を増大させるべくコンテンツの発掘や企画を強化した。

また、トークンプレセール情報サイト「PlayDApp」とブロックチェーンゲーム情報メディア「Blockchain Game info」では、引き続きブロックチェーンゲームの普及促進、啓蒙を進める期間と位置つけ、認知度向上をはかってきた。

上記の結果、売上高は6606万円(前期比50.4%増)、セグメント損失は7467万円(前年同期は7090万円のセグメント損失)となった。

関連サイト

アクセルマーク株式会社公式サイト
2019年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)