2018年10月に発足した海外に向けて「和」をテーマに情報を発信するプロジェクトのひとつ。キャラクターデザイン原案を天野喜孝氏が担当。
「GIBIATE PROJECT」製作委員会は、海外に向けて「和」をテーマに情報を発信する「ジビエートプロジェクト」の集大成になる作品「ジビエート」のアニメ化が決定したことを発表し、PVを公開した。
ジビエートプロジェクトは2018年10月に発足し、天野喜孝氏や芹沢直樹氏、古代祐三氏など、日本のゲームやマンガ、アニメを中心としたカルチャーシーンで活躍し、日本を代表するクリエイターが、「和」の情報を発信するプロジェクトだ。
今回製作を発表したアニメ「ジビエート」 は、ゲーム「ファイナルファンタジー」のイラストレーターである天野喜孝氏がキャラクターデザイン(原案)を、世界12か国で同時発売されたマンガ「コミック版バイオハザード」を執筆したマンガ家 芹沢直樹氏がモンスターデザインを、「イース」や「アクトレイザー」などのゲーム音楽を産みだしたサウンドクリエーター 古代祐三氏が劇伴音楽を担当する。
本作のアニメ化決定に関して、天野喜孝氏、芹沢直樹氏、古代祐三氏が以下のコメントを発表した。
キャラクターデザイン原案 天野喜孝氏
“新しい時代に向けて時代に合ったエンターテインメントの在り方を発信してほしい”
「こんなエピソードがある。アメリカで出版したDCコミックでイギリスのSF作家ニール・ゲイマン原作「サンドマン 夢の狩人-ドリームハンター(2000年)」の作画を担当していたが、いまだに出版されている。スペイン語になったりフランス語になったりと。英語圏に出ていくと、結果的に一気に広がる可能性がある。ジビエートプロジェクトはそんな作品になると、期待をしています。」
モンスターデザイン 芹沢直樹氏
“学生時代に個展で始めて見た天野先生と今コラボできるなんて夢のようだ”「世界的に有名な天野先生とこれから発表される様々な有名なアーティストと一緒に仕事が出来る、そして海外に向けて発信していく巨大なプロジェクトなので緊張していますが、それに相応しい作品に出来るだろうと思いますし、その一員として頑張っていきます。是非期待して待っててください。」
劇伴 古代祐三氏
“作品と一緒に日本の和をアピールできる、そんな音楽を世界に発信したい”「ここまでスケールの大きい作品は初めてですね。キャラクターも世界観も素晴らしく魅力に溢れていますので、それらをより一層引き立てる、ユニークな世界を持った音楽を作りたいと思っています。ジビエートはグローバルに、より多くの方々に語り継がれるものになる、そんな予感がいたします。」
アニメ概要
タイトル:ジビエート
作品概要
舞台は2030年の日本。地球全土にあるウイルスが広まっていた。ウイルスの感染者は怪物になり、年齢、性別、人種により姿が変化する。そのウィルスは、変化する多様な種類から「ジビエ(ジビエのようにバラエティに富んでいる)」と呼ばれた。
そんな荒廃した日本に現れた、一組の侍と忍び。江戸時代初期からタイムスリップしてきた二人は、ジビエを治す研究をしている博士に協力し、行動を共にすることになる。時を置かず襲い来る数多のジビエ、食糧を求めて旅人を襲う無法者、周囲を敵に囲まれた命懸けの旅が始まる・・・。
ジビエートプロジェクト公式サイト: https://gibiate.com/jp/
公式twitter: https://twitter.com/gibiateproject