ブロッコリー、新プロジェクトの広告費や人件費増加で営業利益6100万円 令和2年2月期第1四半期決算

ブロッコリー

「うたプリ」や「ちゅんコレ」の販売好調が全体売上高と売上総利益に大きく貢献。3月には新プロジェクト『ジャックジャンヌ』を発表。

株式会社ブロッコリー(以下、ブロッコリー)は、令和2年2月期第1四半期決算を7月12日(金)に発表。当期経営成績は、売上高12億7900万円(前年同期比3.6%増)、営業利益6100万円(同47.7%減)、経常利益6000万円(同47.4%減)、四半期純利益4100万円(同40.1%減)だった。

ブロッコリー令和2年2月期第1四半期決算

経営成績に関する説明

「うたの☆プリンスさまっ♪(以下、うたプリ)」関連については、洋菓子店「CAFE OHZAN」とのコラボイベント「うたの☆プリンスさまっ♪ Secret Garden Party」を東京や大阪、福岡、名古屋で開催し、4月からは「ブロッコリーガールズショップ2019春」を東京、大分、大阪で行ない、春イベントの拡充をはかると共に各会場や自社通販で限定グッズの販売を行なった。6月上映の『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』の関連商品の出荷による売上高も計上し、事前通販や劇場販売への準備を進めてきた。これらにより、関連グッズの売上高は、第1四半期累計期間の全体売上高と売上総利益に大きく寄与した。

ゲームアプリ『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』に関しても、4月に大型アップデートを実施。2018年9月に行なったイベント「雪月花」の衣装登場等により、前年を上回るロイヤリティ売上高を計上した。

トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』については、4月にシリーズ累計出荷数2800万パックを突破。売上高も順調に回復したことで、売上総利益は前年同期比倍増を記録した。

他社ライセンスグッズでは、他社イベント用のグッズ卸売上に加えて、「ちゅんコレ」シリーズも好調だったことから、「うたプリ」グッズと同じく、売上高と売上総利益に貢献し、前年実績を上回る売上高と売上総利益を記録。

販売費と一般管理費については、3月に発表した「新プロジェクト『ジャックジャンヌ』」の広告や宣伝に係る販促費の増加、中期経営計画推進に基づく人員拡充に伴う人件費、教育研修費等の増加等により8200万円増加。それにより、販売費及び一般管理費が3億7800万円(前年同期比28.1%増)となった。

以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は12億7900万円(前年同期比3.6%増)、営業利益6100万円(同47.7%減)、経常利益6000万円(同47.4%減)、四半期純利益4100万円(同40.1%減)とあった。

関連サイト

株式会社ブロッコリー公式サイト
令和2年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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