アエリア、サイバードのグループ加入や既存ゲームの好調で営業利益18億円 2019年12月期第2四半期決算

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『A3!』『蒼焔の艦隊』の収益が好調に推移。アセットマネージメント事業ではリスクコントロールを行なったことで減収減益。

株式会社アエリア(以下、アエリア)は、2019年12月期第2四半期決算を8月14日(水)に発表。当期累計経営成績は、売上高144億400万円(前年同期比6.3%増)、営業利益18億4600万円(同9.7%増)、経常利益17億4500万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億4400万円(同952.2%増)となった。

アエリア決算

経営成績に関する説明

アエリアグループは、コア事業と位置づけるITサービス事業において安定した収益基盤を強化を行ない、コンテンツ事業でも、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業、配信・運営事業を強化するとともに、子会社の強みをいかし、ターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、深耕を進めてきた。アセットマネージメント事業においては、規模が小さく事業期間の短い収益不動産を中心に展開することで、事業リスクをコントロールし、金融機関の融資姿勢等に鑑み慎重に事業を運営している。

以上の結果、売上高144億400万円(前年同期比6.3%増)、営業利益18億4600万円(同9.7%増)、経常利益17億4500万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億4400万円(同952.2%増)であった。

セグメント毎の業績は以下。

ITサービス事業
オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行なう株式会社ファーストペンギン、データサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得したが、アフィリエイト広告収益の減少により減収減益となった。

上記の結果、売上高は26億8600万円(前年同期比21.0%減)、営業利益は2億6000万円(同16.8%減)となった。

コンテンツ事業
スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信、運営、キャラクターグッズの販売などを行なっている。

株式会社サイバードがグループに加わったことや、スマートフォン向けゲーム『A3!』『蒼焔の艦隊』の収益が好調に推移したことで、増収増益となった。

上記の結果、売上高は86億3700万円(前年同期比62.0%増)、営業利益は14億9000万円(同47.4%増)となった。

アセットマネージメント事業
不動産の賃貸売買、国内外の企業等への投資等を行なっている。

不動産市況を考慮しリスクコントロールを行なったことで、大きく減収減益となった。

上記の結果、売上高は31億5500万円(前年同期比29.5%減)、営業利益は1億200万円(同73.3%減)となった。

関連サイト

株式会社アエリア公式サイト
2019年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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