エクストリーム、『ラングリッサー』の許諾地域拡大で営業利益前期比6倍の3億円 2020年3月期第1四半期決算

エクストリーム

『ラングリッサー』が日本や韓国、ロシアで配信され、日本と韓国ではセールスランキング上位を記録。ロイヤリティ収益が大きく業績に貢献。

株式会社エクストリーム(以下、エクストリーム)は、2020年3月期第1四半期決算を8月14日(水)に発表した。当期連結経営成績は、売上高16億7500万円(前年同期比43.9%増)、営業利益は3億4700万円(同577.5%増)、経常利益は2億9200万円(同474.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億9800万円(同571.3%増)だった。

エクストリーム決算 サマリー 営業利益推移

経営成績に関する説明

エクストリームグループは、社員が顧客先に常駐し技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲームや各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、自社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行なう「コンテンツプロパティ事業」を積極的に展開してきた。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は16億7562万円(前年同半期比43.9%増)、営業利益は3億4743万円(同577.5%増)、経常利益は2億9226万円(同474.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億9804万円(同571.3%増)となった。

セグメント毎の業績は以下。

ソリューション事業
当第1四半期連結累計期間は、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移。人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は1391となった。

上記の結果、売上高は8億4674万円(前年同期比14.6%増)、セグメント利益は2億2831万円(同13.9%増)だった。

受託開発事業
当第1四半期連結累計期間においては、大型案件に係る納品はなかったが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、子会社の株式会社EPARKテクノロジーズの収益が加わったことで、業績に一定数貢献した。

上記の結果、売上高は5億394万円(前年同期比18.6%増)、セグメント利益は216万円(同19.2%増)だった。

コンテンツプロパティ事業
当第1四半期連結累計期間は、2018年8月に中国でリリースされたスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の許諾地域が拡大した。2019年4月2日から日本、6月4日から韓国、6月14日からはロシアで配信され、日本と韓国においてはセールランキング上位を記録し、順調な滑り出しとなった。

本ゲームに係るロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業およびライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(中国・北京市)からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから当第1四半期連結累計期間における収益は、2019年2月~4月の3か月分となっている。

上記の結果、売上高は3億2793万円(前年同期は売上高89万円)、セグメント利益は3億798万円(前年同期はセグメント利益87万円)だった。

ラングリッサー

関連サイト

株式会社エクストリーム公式サイト
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年3月期(第1四半期)決算説明資料

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